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【特集】子どもが健康診断で『要受診』に...でも「半数近くが受診せず」ひとり親家庭の“経済面だけではない”難しい現状

2/15(土) 14:27配信

MBSニュース

子どもが学校で健康診断を受けた結果、「医療機関での受診が必要」という通知を受け取ることがあると思いますが、約半数の子どもが受診できていないことが分かりました。中でも、『ひとり親の家庭』が多いというのですが、病院に連れていけない事情がありました。

仕事に家事に育児…あわただしい日常

大阪府河内長野市に住むブラジル出身のアラルジ・バニアさん(49)。仕事を終えてから、あわただしい時間の始まりです。午後5時、仕事帰りに夕飯の買い物へ向かいます。

「きょうは寒いので、できるだけ安く、鍋を作りたいです。」(アラルジ・バニアさん)

ばたばたと買い物を終え、自宅近くのバス停で降りると、先に帰っていた2人の子どもがお出迎え。バニアさんは25年前に大阪に移住し、今は小学校や中学校で子ども達に英語やポルトガル語を教える仕事をしています。9年前に結婚しましたが、DVなどを理由に3年前に離婚。小学3年のリオくん(9)と小学1年のマヤちゃん(7)を一人で育てています。

「朝ごはんの食器も洗っていないし。これを洗ってから晩御飯を作りたいけど、子ども達はもうお腹ペコペコやし。」(バニアさん)

午後6時過ぎ、夕飯の準備に取り掛かります。

(バニアさん)「えらい汚いね。」
(マヤちゃん)「きょうこけてん。」
(バニアさん)「またこけた?」
(マヤちゃん)「ケンカしてこけた。」

ご飯の準備をしながら子ども達の相手をして、この日、食卓を囲んだのは午後7時でした。

仕事に家事、そして育児。大変ながらも幸せな日々を送っているというバニアさんですが、気がかりなことがあるといいます。

「リオ君が学校でもらって、眼科に連れて行かなきゃならない。」(バニアさん)

去年10月にリオ君が学校から渡された視力検査の結果を見てみると、左目の視力が「C」でした。病院での受診を勧められていますが、連れていくことができていません。取材した日は2月初旬。すでに4か月が経過していました。

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最終更新:2/15(土) 14:27
MBSニュース

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