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「チケット値上げ」に「新型コロナウイルス」…オリエンタルランドの今後

2/15(土) 19:45配信

LIMO

2020年1月30日、㈱オリエンタルランド <4661> は東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの入場料(一部)を2020年4月より値上することを発表しました(※1)。

値上げを実施するのは1日券や年間パスポートなどが対象で、大人の1日券の値上げ幅は700円で8,200円、年間パスポートは6,000円の値上げで6万8,000円となります。

なお、値上げの対象となるのは大人や中高年のチケットのみで、4~11歳向けは値上げせず据え置きとなります。

ディズニーファンにとって、東京ディズニーランドのチケット値上げはディズニー関連で唯一喜べないイベントだと言えます。

しかし、今回の東京ディズニーランドのチケットの値上げを消費者目線ではなく投資家目線で見てみると、少し考え方が変わるかもしれません。

チケットの値上りにより優待利回りが無条件で上昇する

今回の東京ディズニーランドのチケットの値上げは、オリエンタルランドの株式を保有している株主にとっては、非常に喜ばしいことであるともいえます。なぜなら、優待利回りが無条件で上昇するからです。

オリエンタルランドは株主優待として、所有株式数に応じて東京ディズニーランド(または東京ディズニーシー)で利用できる「1デーパスポート」を株主へ配布しています(※2)。

例えば、オリエンタルランドの株式を3月末決算時に100株保有していれば「1デーパスポート」を年間1枚、9月・3月末決算時に400株保有していれば年間合計2枚の1デーパスポートをもらうことができます。

つまり、例えば100株のオリエンタルランドの株式を保有していた株主にとっては、今回の700円の値上げ措置により、1株あたりの優待利回りが7円上昇したことになります。

金券ショップでの売却・オリエンタルランドを組み入れている投信にもメリットが…

また、オリエンタルランドの株主優待1デーパスポートは「Tickety」などの金券ショップで現金化することもできます(※3)。チケット価格が値上がりすれば、金券ショップの買い取り価格も上昇する可能性が高いでしょう。

さらに、オリエンタルランドの株式を組み入れている投資信託にも、ディズニーランドのチケットの値上げは有利に働きます。

投資信託協会によると、「投資信託に組み入れている銘柄の株主優待物等について、換金できる優待物はできるだけ換金をして、基準価額に反映する」となっています(※4)。つまり、株価の変動を考慮しなければ、ある株式の優待の価値が上がれば(オリエンタルランドの場合は1デーパスポートの値上げ)、その株式を組み入れている投資信託の基準価額に有利に働くのです。

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最終更新:2/15(土) 22:30
LIMO

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オリエンタルランド4661
13365円、前日比+310円 - 4/2(木) 15:00

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