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「未来統合党」指導部「韓国党体制」に...市民団体「セヌリ党に逆戻り」批判

2/15(土) 8:02配信

ハンギョレ新聞

市民社会団体関係者、統準委を辞任…「セヌリ党に逆戻り」 チョン・ウンチョン議員、比例衛星政党「未来韓国党」へ

 保守野党の統合新党である未来統合党が発足準備を終えた。統合新党は全保守・中道の統合を標榜して市民社会団体と共に作業を進めてきたが、全団体が14日午前に離脱を宣言し、「セヌリ党に逆戻り」した形となった。

 未来統合党に参加する自由韓国党、新しい保守党、未来へ向かう前進4.0(前進党)はこの日、受任機関の合同会議を開き、政策、綱領、党本部の所在地などを決定した。党名は「未来統合党」とし、略称は「統合党」。統合党の指導部は、韓国党の体制を維持する。韓国党のファン・ギョアン代表、シム・ジェチョル院内代表、キム・ジェウォン政策委議長が職責を維持したまま統合党に移る。彼らを含め、キム・グァンリム、キム・スンレ、シン・ボラ、チョン・ミギョン、チョ・ギョンテの韓国党最高委員8人は統合党最高委員になる。統合党の事務総長もパク・ワンス韓国党事務総長が務める。

 統合党の最高委員にはさらに、済州道のウォン・ヒリョン知事と新保守党のイ・ジュンソク若い政党ビジョン委員長が内定した。統合新党準備委員会(統準委)のパク・ヒョンジュン共同委員長がこの日、統準委会議終了後、記者団に対してこのように明らかにした。パク委員長はさらに、「残りの最高委員2人は確定していない」とし、「16日までには協議が終わるだろう」と説明した。前日、統準委は、韓国党最高委員会に新たに最高委員4人を追加し、統合党の指導部とすることにしている。

 この日の統準委会議に先立ち、統準委からはチャン・ギピョ共同委員長をはじめ、キム・イルドゥ、パク・ジュンシク、アン・ビョンヨン、アン・ヒョンファン、チョ・ヒョンゴンの各市民社会団体関係者が、未来統合党の指導部および公認管理委員会の構成に反発し、委員を辞任した。彼らは保守系と中道系の統合を標榜して準備が始まった統合新党が「セヌリ党に逆戻り」したと批判した。彼らはこの日、文書で立場を発表し「統合新党の決定過程で、刷新の姿は全く示されていないことが残念であり恥ずべき現実」とし、「新たな政党を結成すると言いながら新しい指導部を構成できず、既存の政党の指導部に2~3人追加する政党、これを新たな政党とは言えない」と指摘した。

 これに対しパク委員長は「今日の会議では市民社会団体の意見を尊重し、彼らの意見を反映できるようにしようということに共感が得られた。接触しながら努力する」と述べた。

 一方、同日、新保守党所属だったチョン・ウンチョン議員が、韓国党の比例代表用の衛星政党である未来韓国党に入党した。未来韓国党は同日、報道資料を発表し、「チョン議員を党最高委員として迎え入れた」と明らかにした。チョン議員も文書で立場を表明し、「未来韓国党で保守の勝利と全羅北道の発展にすべてをかける」と述べた。

 チョン議員の入党により、未来韓国党は経常補助金の追加支給基準議席数である5議席を満たした。先に韓国党出身のハン・ソンギョ、キム・ソンチャン、チョ・フンヒョン、イ・ジョンミョンの各議員が未来韓国党に入党している。未来韓国党は第1四半期経常補助金として5億1900万ウォン(約4820万円)を受けることになる。5議席未満の場合、補助金は2億ウォン(約1860万円)台だ。
イ・ジュビン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:2/15(土) 8:02
ハンギョレ新聞

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