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女子高校生が自殺未遂、母親ら「教諭が立場利用し不貞関係」と提訴

2/15(土) 10:05配信

読売新聞オンライン

 大分県立高校の男性教諭(懲戒免職)が立場を利用して親密な関係になった女子生徒を自殺未遂に追い詰めたとして、生徒と母親が、県に約1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を大分地裁に起こしたことがわかった。生徒は自殺を図った昨年1月以降、低酸素脳症などで意識不明になっている。提訴は今年1月14日付。

 訴状によると、教諭は2018年夏頃、入院中の生徒を見舞って連絡先を交換し、同年10月頃から親密な関係になった。教諭には妻子がおり、生徒は何度も別れ話を切り出したが受け入れられず、昨年1月、精神的に追い詰められて自殺を図ったとしている。

 生徒側は訴状で「不貞関係に悩んでいるのに、ずるずる関係を続ければ、自殺を企図することは十分に予見可能だった」と主張。「教師と生徒という関係を利用した」などとして、県には国家賠償法に基づく賠償責任があると訴えている。

 県教委は昨年7月、生徒にみだらな行為をしたとして、教諭を懲戒免職処分にした。処分発表時、生徒の自殺未遂は明らかにしなかった。県教委によると、教諭は「SNSや携帯電話でやりとりをするうちに好意が芽生えた」と話したという。

 県教委教育人事課は「訴状が届いておらず、コメントはできない。自殺未遂についてはプライバシーに関わるので答えられない」としている。

 教諭は昨年12月、県青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検され、今年1月に略式起訴された。

最終更新:2/15(土) 14:35
読売新聞オンライン

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