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野球がOKでもサッカーはNG? 乗員数で異なる免許の範囲とは

2/15(土) 11:30配信

くるまのニュース

 運転免許証には、運転資格についての記載がされています。一般的には乗用車などの運転ができる「普通自動車免許」が大半ですが、実際は10種類ほど区別があり、どの資格でどのようなクルマが運転できるのか明確に定められています。

【画像】あなたは知ってる?免許証に隠された英数字の意味(10枚)

 じつは、運転資格についてはこれまでに二度の法改正があり、誰でも同じ条件というわけではありません。普通免許で運転できるのは、どこまでの範囲なのでしょうか。

 また、引っ越しなど使用する2tトラックも、荷台が強化されておらず積載量2t未満であれば、運転が可能です。

 注意したいのは、どれかひとつでも要件をオーバーしていたら運転不可という点です。たとえば、乗車定員が11人以上になるマイクロバスでは、重量はクリアしていても乗車定員数がオーバーしているため運転できません。

 そのため、9人の野球チーム(補欠含まず)であれば、運転手を含めても10人以下となり普通免許で送迎可能ですが、サッカーチーム(11人)の送迎はできません。

 ちなみに、準中型免許では、運送トラックなどの4tトラックは運転できますが、乗車定員が11人を超えるマイクロバスの運転はできません。11人以上を乗せる場合は中型免許以上が必要です。

 では、運転可能な範囲はどのように分かれているのでしょうか。 2020年2月現在、四輪車の免許は、普通免許のほかに「準中型自動車免許」「中型自動車免許」「大型自動車免許」があります。

 準中型免許と中型免許は法改正によって新設された資格であり、免許を取得した時期によって適用される人が分かれます。

 2007年6月1日以前に普通免許を取得した人は、中型免許が新設される以前であり、運転できるクルマは「車両総重量8t未満、最大積載量5t未満、乗車定員10人以下」です。

 なお、免許証には「中型車(8t)に限る」との記載されますが、中型免許と同じ運転資格に格上げするなら「中型8t限定解除」をおこなうことで「車両総重量11t未満、最大積載量6.5t未満、乗車定員29人以下」までの運転が可能になります。

 2007年6月2日以降から2度目の法改正がおこなわれた2017年3月11日までに取得した人は、準中型免許が新設される以前であり、運転できるクルマは「車両総重量5t未満、最大積載量3t未満、乗車定員10人以下」です。

 免許証には「準中型車で運転できる準中型車は準中型(5t)に限る」と記載されますが、準中型免許と同じ条件に格上げする場合は「準中型5t限定解除」をおこなうことで「車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量4.5t未満、乗車定員10人以下」までの運転が可能となります。

 二度目の法改正後の2017年3月12日以降に取得した人は、「車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満、乗車定員10人以下」のクルマが運転でき、準中型免許が新設されたため、普通免許で運転できる条件がさらに狭まっています。

 しかし、準中型免許を取得できる条件は緩和されているようです。大型免許や中型免許の取得条件は「20歳以上であること」、「普通免許を取得してから2年が経過していること」のふたつが絶対条件ですが、準中型免許の取得条件は「18歳以上であること」、「普通免許がなくてもOK」と緩めの条件となっています。そのため、高校卒業後にいきなり準中型免許を取得することも可能です。

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最終更新:2/15(土) 12:00
くるまのニュース

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