ここから本文です

西武のレジェンドが背負った背番号「3」の系譜 山川にしかない武器と前任者の共通点

2/15(土) 7:20配信

Full-Count

今季から背番号「3」を背負う西武の山川、過去には清原氏、中島、浅村が着用

 2度のイースタン・リーグ本塁打王を経て、1軍の舞台で2年連続本塁打王を獲得。もちろん、2016年、2017年はシーズン序盤の不振に苦しむなど、困難を乗り越えてきたことは確かだ。ただ、西武の山川穂高内野手は順調に球界を代表するスラッガーに成長したといえるだろう。一方で、プロ野球の世界では「3年結果を出してようやく一人前」といった言葉が耳にされる。山川にとっても、今年が勝負の1年になるはずだ。

【画像】幸せオーラが半端ない! 西武源田が妻で元乃木坂46の衛藤美彩さん掲載雑誌と“2ショット”

 さらに、2020年シーズンから山川が着用する背番号は「3」に変更。今年の西武は「ライオンズ」命名から70周年の大きな節目を迎える。その長い歴史の中で、背番号3は計14人の選手が受け継いできた伝統ある番号だ(文末表参照)。「15代目」として山川に求められるものとは何か。背番号「3」として過去500試合以上に出場した伝説のOB、そして近年の代表的な先輩たちの成績を挙げて考えたい。

 比較する選手は、黎明期のチームをけん引した大下弘氏、本塁打王1回、2000本安打も達成した土井正博氏らのレジェンド2人を筆頭に、黄金時代において背番号「3」を背負って日本一6回の中心となった清原和博氏、不動のショートとして9年間背番号「3」を着用した中島裕之内野手(現巨人)、主将と背番号3を同時に引き受けた浅村栄斗内野手(現楽天)の5名。なお、ここでは背番号「3」を着用した期間の成績を見ていきたい。

求められるのは広角打法? 「逆方向の打球割合」に注目

 まず、共通する部分が多かったのは「広角に打ち分ける能力が高い」ということだ。全安打数に占める逆方向への打球の割合を見ると、大下氏は約27%、清原氏は約28%、浅村は約27%の成績を残している。これは安打の約3分の1を逆方向に放っていることを意味する。中島も通算では約23%だったものの、2009年には全173安打の内、53本(約31%)を右翼方向に放っている。

 一方で、山川の成績に目を通してみると、通算398安打のうち右翼方向に放った安打は34本のみ。全体のわずか9%であり、典型的なプルヒッターであることがわかる。前任者では、土井氏が通算約14%という成績を残しているため、タイプとしては近く、理想的な状態であるともいえる。

 ただ、春季キャンプでは打撃練習から右方向へ意図的に打球を打ち分ける姿も見られ、打撃フォームも従来のフルスイングを残しつつ、足を挙げる動作などを小さくしたコンパクトなものに微調整。新背番号を機に広角打法を身につけ、主砲としてもう一段階の進化を狙っている。

1/2ページ

最終更新:2/15(土) 8:20
Full-Count

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ