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当て逃げに逆上、客乗せたままカーチェイス ウーバー運転手を訴追 米

2/15(土) 15:31配信

CNN.co.jp

(CNN) 米バージニア州リッチモンドで、配車サービス大手ウーバーの運転手が乗客を乗せたまま当て逃げ車両を追いかけ、信号無視や別の衝突事故を引き起こす事件があり、警察は15日までに、運転手の男を拉致などの疑いで訴追した。カーチェイスの様子は、乗客のSNSでライブ配信されていた。

【映像】猛スピードで追跡、恐怖の車内を乗客撮影

リッチモンド警察はオルフェミ・S・オロモラ容疑者(38)を拉致や無謀運転、当て逃げの疑いで訴追。容疑者は現在勾留中だという。弁護士が付いているかどうかは不明。

事件が起きた10日夜、ジョン・マレーさんと妻のタメカ・スワンさんは、夫婦で夕食を食べに行こうとウーバーのアプリを利用した。

マレーさんによれば、オロモラ容疑者の車は2人を自宅前で乗せ、数ブロックを走行したところで、別の車に後ろから衝突された。「路肩に車を止めて運転手同士で話し合うのだろうと思っていたが、もう1人の運転手は私たちをよけて走り去っていった」という。

衝突後にマレーさんはフェイスブックでライブ配信を開始。動画に映った車内の様子は最初は落ち着いており、マレーさん夫婦が事故について相談し、運転手は携帯電話で緊急通報用の911番にダイヤルしスワンさんに手渡している。しかし次の瞬間、車はスピードアップした。

動画ではその後数分間、運転手が赤信号や一時停止の標識を無視して車を飛ばす場面が続く。夫妻は停車してくれと懇願した。

「私には4人の子どもがいて、こんな運転はできない。降ろしてください」と呼び掛けるスワンさんに対し、運転手は「あの男を逃がすわけにはいかない」と答えている。

動画には、運転手がさらに赤信号を無視し、自転車に乗る人を引きそうな場面が映る。別の車から衝突された衝撃音も記録されている。だが、運転手はそのまま立ち去り、当て逃げ車両の追跡を続けた。

911のオペレーターも運転手に停車するように呼び掛けたが男は運転を継続。その後も夫妻やオペレーターが呼び掛けを続けようやく停車した。

マレーさんによると、夫妻は救急車で診察を受け、2人ともまだ体に痛みが残るという。

ウーバーはCNNに寄せた声明で、「運転手の行動は大変憂慮すべきものであり、アプリにアクセスする権限をはく奪した」と説明。捜査に協力する用意があるとしている。

最終更新:2/15(土) 15:44
CNN.co.jp

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