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クルーズ船から米国人退避へ、新たに67人の新型ウイルス感染確認

2/15(土) 12:56配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスを巡り、米政府は横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号に乗船している米国民とその家族をチャーター機で直接日本から米国に退避させると在日米国大使館のウェブサイトで明らかにした。

これに先立ち、乗船中の米国民約380人に対し米国務省が航空機を手配するとダウ・ジョーンズ(DJ)通信が米疾病対策センター(CDC)当局者を引用して報じていた。早ければ16日にも米国に到着の予定で、カリフォルニア州にあるトラビス空軍基地に着いた後、一部の人々はテキサス州のラックランド空軍基地に移される可能性があるという。

また、15日に加藤勝信厚生労働相は記者会見でクルーズ船で新たに67人のウイルス感染者が確認されたと発表した。感染者の中には無症状の人もいるという。加藤氏は16日夕刻に専門家会議を開催し、感染した際の症状の目安や検査の運用方針などについて議論すると話した。さらに、NHKによると都内でも新たに8人が感染したことがわかったという。報道によると、都内に住む個人タクシーの濃厚接触者100人以上を調べた結果、感染がわかった。

一方、医師への新型ウイルス感染が確認された和歌山県湯浅町にある済生会有田病院で新たに3人の感染が確認され、県内で感染が確認されたのは合計5人となったと仁坂吉伸知事が会見で明らかにした。新たに感染が確認されたのは、同病院に勤務する外科の50代男性医師とこの医師の50代の妻、入院患者の60代の男性。仁坂知事は院内でうつった可能性があると話した。

感染の中心地である中国では新型ウイルスによる死者が14日時点で1523人に達した。中国国家衛生健康委員会は15日、感染症例が14日に2641件増え、累計で6万6492件になったと発表した。

(c)2020 Bloomberg L.P.

Ayaka Maki

最終更新:2/15(土) 18:26
Bloomberg

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