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アメリカ空軍が政府専用機として新たに導入した「ガルフストリームG550」を見てみよう

2/16(日) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アメリカ空軍第89空輸航空団は、大統領を含む政府高官の飛行機での移動を担っている。

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同空輸航空団では、大統領専用機エアフォース・ワンとして運用されているボーイング747-200など、民間航空機を改造して使用する。

2019年12月、最新機となるガルフストリームG550がメリーランド州アンドルーズ空軍基地に納入された。

アメリカ空軍は、政府高官の空路での移動を担っている。

大統領専用機エアフォース・ワンがよく知られているが、大統領以外にも、政府高官や閣僚、最高司令官の飛行も、VIP機を用いて行う。

ワシントンDCの近く、アンドルーズ空軍基地を拠点とする第89空輸航空団は、空軍の特別航空任務の一環として、「アメリカの上級指導者の運航を通して、国益をもたらす」と定められた使命に則って、VIP機の運航を担っている。

最も利用頻度の高い乗客は、大統領、副大統領、大統領夫人、国務長官、国防長官、統合参謀本部議長だと、第89空輸航空団の広報担当者はBusiness Insiderに語った。

VIP機は主に民間航空機で構成され、軍用に改造されたり、軍用の名称を付けたりする。例えば、大統領専用機はボーイング747-200を改造したもので、VC-25Aと呼ばれている。

第89空輸航空団は、2019年のクリスマス直前、最新の航空機となる、C-37Bと命名されたガルフストリームG550の納入を受けた。アメリカ海軍のウェブサイトによると、この飛行機の価格は6400万ドル(約70億円)だ。

機体内部は公開されていないが、空軍はBusinesss Insiderに別のC-37Bの写真を提供した。アメリカの政府高官が世界中を飛び回るため使用する機体の内部を見てみよう。

ガルフストリームによると、G550の座席は最大で18人分。さまざまなシートアレンジができる

乗員数を最大にするには、1つのソファに4人が座ることになる

飛行機は、政府高官の最も安全な移動手段だ

機内では、フライトアテンダントの訓練を受けた軍人が、搭乗するVIPにサービスを行う

ガルフストリームによると、航続距離は乗客8人で6750海里(約1万2500キロ)

C-37Bをよく知る空軍のパイロットは、「標準的な積載量で、航続距離は約5500海里。ハワイからワシントンDCまでノンストップで飛べる」とBusiness Insiderに語った

2基のロールス・ロイスBR710エンジンによって、マッハ0.885の速度で飛行する

ガルフストリームによると、高度5万1000フィート(約1万5000メートル)まで上昇できる。地球の丸い曲線がわかる高さだ

バラク・オバマ前大統領とミシェル夫人は2009年、ニューヨークまでのデートに同型の機体を使用した

空軍のすべてのVIP機が「United States of America」と塗装されているわけではない。 違う塗装で政府高官のプライバシーを守っている機体もある

ガルフストリームは、G550の就航から12年たった2015年までに500機を納入した

この機体は、乗客がタッチスクリーンのデバイスでライトや室温などを調整できる。空軍がこの機能を付けているか不明

第89空輸航空団は、ボーイング747-200を改造した「エアフォース・ワン」VC-25Aなど、他の航空機の運航も行う

ボーイング757-200(C-32A)は、「エアフォース・ツー」として、主にマイク・ペンス副大統領が使用する

ボーイング737-700 BBJ(C-40)は、主に閣僚や軍幹部が使用する

C-40は、議員団の海外訪問にもよく使用される

C-20として知られるガルフストリームⅢは、小規模な任務に使用される

第89空輸航空団は、新しい大統領専用機として2機のボーイング747-8iの受け入れ準備も進めている

大統領専用機の安価な機体への変更を進めるドナルド・トランプ大統領は、外国首脳がホワイトハウスを訪れた際にはこの専用機の模型を披露する、とThe Hillが報じた

[原文:The US Air Force recently acquired a new $64 million Gulfstream private jet for VIP government officials ─ see inside]

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

Thomas Pallini

最終更新:2/16(日) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

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