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富樫勇樹の爆発的なプレーで勢いに乗った千葉ジェッツが主導権を握り大阪エヴェッサに完勝

2/16(日) 21:20配信

バスケット・カウント

4選手が2桁得点を挙げる活躍

文=佐保めぐみ 写真=B.LEAGUE



千葉ジェッツvs大阪エヴェッサの第2戦は89-66で千葉が勝利した。

互いに序盤から激しいディフェンスを行うことで、得点が伸びずに拮抗した戦いが続く。しかし、第1クォーターの終盤に大阪のジョシュ・ハレルソンが一度に2つのテクニカルファウルを受けて退場になるアクシデントが起こる。

これにより千葉に分があるかと思われたが、大阪は中村浩陸と橋本拓哉が素早いパス回しでズレを作ると、積極的に3ポイントシュートを狙い、大黒柱を失った穴を感じさせないプレーで千葉に対抗した。

それでも、千葉が1点リードで迎えた第2クォーター残り5分、再びコートに戻った富樫勇樹がこの5分間で14得点を荒稼ぎし、千葉が主導権を握った。

一瞬でも前が空けば3ポイントシュートを打ち、スイッチにより生まれたアイラ・ブラウンとのスピードのミスマッチを突いてドライブで得点する。さらにはマイケル・パーカーへのアシストなど、この時間帯に決まったすべての得点に絡む活躍で、千葉が2桁リードを奪った。

このまま千葉のペースで進むかと思われたが、大阪も食らい付く。コートを広く使ってボールを動かし、インサイド陣も連動したハーフコートバスケットを見せ、一時は3点差まで詰め寄った。

それでも富樫の勢いは止まらなかった。大阪に点差を縮められても、連続3ポイントシュートを決め再びリードを広げた。そして富樫だけでなく、17得点を挙げたコー・フリッピンの速攻やドライブなどで追いすがる大阪を突き放した。

千葉は爆発的なオフェンス力だけでなく、試合が進むにつれてディフェンスのインテンシティも上がっていった。そして、8秒や24秒バイオレーションを誘発し、ターンオーバーから24得点を奪うなど、最後まで試合を支配した千葉が完勝した。

「僕らにはフィニッシャーがいなかった」

敗れた大阪の天日謙作ヘッドコーチは「残念でした」と肩を落とした。大阪は早い段階で大黒柱を失ったが、「第3クォーターの残り2分までは良かったよね」と言うように、チームオフェンスは機能していた。

それでも「千葉のトランジションのところで耐えられなかったのはありました。ターンオーバーも重なったし、僕らにはフィニッシャーがいなかったので、立て直すことができなかった」と、終盤で崩れた原因を語った。

一方、勝利した千葉の大野篤史ヘッドコーチは「ケガ人が多くて厳しい状況の中、下を向かずに全員がチームのために考えてプレーしてくれたおかげで、良い週末になりました」と、振り返った。

「ディフェンスのメンタリティがこの2日間とも落ちなかった。やられてもヘッドダウンせずに、次に何をしなければいけないのかを、タイムアウトだけでなく、試合中も自分たちでコミュニケーションを取って助け合ってくれたことが良かったです」

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最終更新:2/16(日) 21:20
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