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「麒麟がくる」吉田鋼太郎演じる松永久秀のクスッと笑えるひと言に注目

2/16(日) 20:45配信

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吉田鋼太郎の機転のきいたアドリブが松永のキャラクターを光らせる!

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第5回が16日に放送された。制作総括の落合将氏、演出担当の藤並英樹氏が、第5回の放送を振り返った。

【写真】「麒麟がくる」写真で振り返る第5回(全10枚)

 今回の見どころについて藤並氏は「明智光秀が伊平次を追いかけていくシーンはRPG的な視点で見ると面白い」と語っていたが、光秀の旅は冒険であり、旅路で巻き起こる出来事をイベントに置き換えて見てみると、美濃から京へ、そして京の中での光秀の動きや人との出会いはまさに藤並氏の語ったRPG的なイベントであり、松永と伊平次の居場所を見つける遊女屋のシーンは、迷宮そのもので、これまでとは一味違う楽しみ方があった。客と遊女の派手な遊びや足相撲、支度場の場面など、光秀が伊平次の部屋へ辿り着くまでに、様々な導線が引かれていた。これについて藤並氏は「当時の絵巻物や屏風絵に遊女屋の絵が残っていて、昔の遊びや昔の遊女の支度の仕方などを見せたいと思った」と語った。

 また個性的なキャラクターも見逃せない。今回の注目は吉田鋼太郎演じる松永だ。しゃっくりを止めるために大きなお灸を背中に乗せて「あつい!」と叫ぶシーンや遊女屋で部屋を間違えた時の「すまん、続けてくれ」というさり気ないひと言、昔話に花を咲かせる光秀と伊平次の会話についていけないときの松永の表情など。どこかで見たことがあるような吉田鋼太郎のひょうきんなその演技に思わずクスッと笑ってしまう。藤並氏は「あれは吉田さんのアドリブです。池端(俊策)さんの脚本の隙間を埋めるシーンについては、どんどんアドリブを入れてもらいました。長谷川さんも谷原さんも、真島さんも、それぞれの阿吽の呼吸というか、まるで舞台のような感覚で楽しみながら演じていただいたので面白いシーンが作れたのかなと。遊女屋の階段を下りていくシーンもワンカットっで舞台のような感じで撮りました」と振り返った。

 また伊平次について藤並氏は「玉置(玲央)さんと一緒にディスカッションしながらキャラクターを作っていきました。最終的に地方の工業高校に通う不良っぽいイメージでやってみませんか?とお話しました。手先が器用で好奇心があって、根は良いやつというイメージです」と語った。伊平次役の玉置は、共演した長谷川、吉田について「お二人とも以前から面識がありましたし、鋼太郎さんは舞台と「真田丸」でも共演していたので非常に感慨深かったです。長谷川さんとは初めての共演でしたが、作品を背負う強い背中とでも言うのでしょうか、現場でのいで立ちの力強さと、それでいて時に柔和な演技の振れ幅にただただ圧倒されていました。こちらからの勝手な想いではありますが、撮影を安心して、しかも楽しんで乗り切れたのは、心底信頼している両氏の存在があったからでした」とコメントを残した。

 ユニークな構成やキャラクター設定など、これまでにはない新しさが目を引く。藤並氏は「この回に限らず、ゴリゴリとした話ばかりでなく、日曜の午後8時に親子で一緒に、時にはクスッと笑ってもらいながら楽しんでもらいたい」と明かした。

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」は総合で日曜日午後8時(BS4Kで午前9時、BSプレミアムで午後6時)から放送。

ENCOUNT編集部

最終更新:2/16(日) 21:06
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