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【iPhoneでも】生体認証で鍵管理が変わり、暗号資産・ブロックチェーンは浸透する──日置玲於奈氏【寄稿】

2/16(日) 12:00配信

CoinDesk Japan

仮想通貨やブロックチェーンが広く使われる上での大きな課題が、「秘密鍵の管理」だ。しかしウェブ認証に詳しいブロックチェーン企業ToyCashの日置玲於奈CEOは、「iPhoneにも用いられる生体認証が秘密鍵管理を劇的に変える」と言い、数年内に見込まれる生体認証の暗号の変更により、秘密鍵管理から解放されると見通す。果たしてそれはどういうもので、ビジネスにどう影響を及ぼすのだろうか。Twitterでは「極度妄想(しなさい)」のIDで知られ、4000人を超えるフォロワーを持つ日置氏に聞いた。

本記事は、スマートコントラクトを用いた先進的サービスに取り組むToyCash・CEO日置玲於奈氏による寄稿を加筆・編集したものです。CoinDesk Japanの編集方針にもとづき、本稿は特定の仮想通貨または企業の経済的価値を推奨するものではありません。

難しい秘密鍵管理が仮想通貨の普及を妨げている

ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産が話題になっていますが、実際には仮想通貨の保有者は少ないです。ブロックチェーン・ゲームが話題になったと言っても、せいぜい数千人規模にとどまり、まだ多くの人に受け入れられているとは言えません。

その理由には、秘密鍵保管における不便さがあります。仮想通貨を利用するために必要な「秘密鍵」の取り扱いが難しいため、暗号資産・仮想通貨の利用を大きく阻んでいるのです。

現在、秘密鍵を管理する一般的な方法は、秘密鍵をウォレット・ソフトウェア内で生成し、その内部で管理するというものです。また、より強いセキュリティのためにハードウェア・ウォレットに移動する場合もあります。

これらはどちらにしろ、ユーザーにとって不便な仕組みだと言われています。ユーザーインターフェースとしては現行のインターネットの仕組みからすると非常に不便で、アプリケーション利用までのステップが増えます。リテラシーのある人たちしか使えないと言われ、多くの人が使うようになるのは難しいと悲観されています。

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最終更新:2/16(日) 12:00
CoinDesk Japan

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