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【人気のボルボにPHEV版登場】ボルボXC40 リチャージに試乗 良いモノを更に良く

2/16(日) 10:20配信

AUTOCAR JAPAN

1.5Lガソリンターボとツインモーター

text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
 
2018年に日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞し、各国でヒット作となったXC40。次のフェイズへと進むことになった。

【写真】XC40リチャージとライバルSUV (111枚)

今回試乗するのはボルボXC40リチャージ・プラグイン・ハイブリッドT5。すべてのモデルラインナップに、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)を用意するという、ボルボの目標を達成する1台となる。

2019年に発表されたXC40の純EV版と同時に明らかとなった、「リチャージ」というサブブランド名が与えられる、初めてのモデルでもある。このリチャージという呼び名は、今後のボルボ製PHEVと純EV、ケーブルで充電できるすべてのモデルに用いられる。

通常のXC40と同様、基本骨格とするのはSPAアーキテクチャ。リアモーターが後輪を駆動し、3気筒1.5Lガソリン・ターボエンジンとフロントモーターが協働して、前輪を駆動する。前輪側には、7速デュアルクラッチATがタイヤとの間に入る。

このPHEV版XC40リチャージは、間もなく英国にも上陸予定。今回は、短時間ながらスウェーデン・ヨーテボリでの試乗機会が用意された。

フロントフェンダー横に配置された充電ポートを除き、通常のエンジンモデルのXC40との見分けはほとんどつかない。とても美しく賢くデザインされたSUVだから、これで問題ないのだろう。

インテリアも同様。XC40に共通する高い質感を備え、仕上がりも良い。リアハッチを開けて荷室を眺めても、PHEVだとは気づかないほど。一部のモデルと異なり、XC40の荷室容量は、通常のエンジンモデルと変わらないのだ。

すでに洗練されたXC40を引き上げた

荷室容量に影響がなかった理由は、PHEVに関するものも含めて、パワートレインがボンネット内に収まっているから。だが、XC40を走り出せば、うっとりするような電動モーターの滑らかさで加速を始めるから、パワートレインにハイブリッドが採用されていることは瞭然だ。

3気筒ターボエンジンは180psを発生し、そこへ電動モーターが81psを加算する。リチウムイオン・バッテリーは車両中央のトランスミッション・トンネルと呼ばれるところに搭載され、容量は10.7kWh。とても知的にパッケージングされている。

電気だけで走行可能な距離は、49kmだという。ドライブモードにはEVモード優先のピュアを含めて4種類が設けられ、タッチモニターから選ぶことが可能だ。

標準ではハイブリッド・モードとなるが、電気モーターとガソリンエンジンの切り替えはシームレス。注意しなければ、いつ3気筒エンジンが始動し、停止したのかわからないだろう。

レブカウンターには、エンジンと電気モーターの稼働状態も表示される。力強い加速と、燃費を稼ぐ運転とを両立させるのに役に立つ。NEDC値をWLTP値に換算したものだが、燃費は49.9km/Lとうたわれている。

最もスポーティなパワー・モードを選んでも、XC40が、突出してダイナミックな走行性能を味わわせてくれるわけではない。だが、この手のクルマとして不満を感じることはないと思う。むしろ、すでに洗練されたXC40が、磨き込まれた印象だ。

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最終更新:2/16(日) 10:20
AUTOCAR JAPAN

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