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「ゲームは1日1時間」条例はあり?なし? 世論調査で「賛否が割れた」地域、年代による驚きの意識差

2/18(火) 7:00配信

withnews

「ゲームは1日1時間」。ファミコン世代のヒーローだった高橋名人との約束を守れなかった小学生の私は、「ドラクエ3」を1日3時間以上もやりこんでいました。子どものゲーム時間を制限する条例案が香川県議会で検討されたことで、様々な議論が起きています。では、みんなの意見はどうなのでしょう? 全国世論調査で聞いてみました。(朝日新聞記者・石本登志男)

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高校生が反対署名

子どものネット・ゲーム依存症につながるようなコンピューターゲームの利用は、平日は1日60分まで、休日は1日90分までが基準――。香川県では、こんな内容を盛り込んだ「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」の制定を、県議会がめざしています。

さらにこの条例案は、「スマートフォン等の使用は、中学生以下の子どもについては午後9時までに使用をやめることを基準にする」「射幸性が高いオンラインゲームの課金システムは事業者の自主的な規制を」といった内容も盛り込まれ、ネット上で議論を呼んでいます。

こうした中、香川県内の高校生がネットで条例案に反対する署名を全国から集め、約600筆を県議会に提出しました。ゲーム依存の対策の必要性を認めつつ、「ゲームの時間は家庭で決めること。自分たち子どもの領域に、行政が足を踏み入れないでほしい」と訴えています。

世論調査の結果は……

1月に行った朝日新聞の世論調査で、次のように聞きました。

     ◇

子どもがゲームをする時間の目安を条例で定めることに賛成ですか。反対ですか。
賛成(31%)/反対(57%)――<調査方法> コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、1月25、26の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した2072世帯から1060人(回答率51%)、携帯は有権者につながった2332件のうち1106人(同47%)、計2166人の有効回答を得た。

     ◇

年代別で特徴があったのは、18~29歳と70歳以上です。18~29歳では反対75%で、賛成17%を大きく上回りました。この世代は「自分が子どもの立場だったら」と思って答えたのかもしれません。

一方、賛成が最も多かったのが70歳以上で、賛成40%、反対39%と賛否が分かれました。「子どもは外で元気に遊ぶのがいい」「親が子どもと向き合う時間が大切」。香川県の条例案でも触れられていたような思いが表れた結果なのかもしれません。30~60代は賛成が3割前後、反対が6割前後でした。

地域別では、おおむね反対が上回っていました。特に東京都では賛成21%、反対64%。一方、香川県を含む四国地方では、全国でも唯一、賛否が割れていました。

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最終更新:2/18(火) 7:00
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