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ふくしま59健康博セミナー 2氏の講演要旨

2/17(月) 9:47配信

福島民報

 セミナーでは、平さんが「見えない物を見る~脳と食事」、野崎さんが「地元食が健康食」をテーマに講演し、県産食材の栄養価の高さなどを解説した。

 ■県産米は高品質 福島大食農学類教授 平 修さん

 質量分析技術を通じて、健康増進に役立つ食材の機能を研究している。県産食材がいかに優れているかを目に見える形で提供する。

 県産米を分析したところ、県外産米より肝機能改善に効果があるとされる「アルギニン」が多かったという結果が出た。福島の土地はコメ作りに合っている。県北特産のあんぽ柿は、美容などに良いとされるビタミンAを豊富に含むことが分かった。

 昨年四月に開学した食農学類は東京電力福島第一原発事故による風評に対し、科学的な根拠を示し、県産食材の素晴らしさを伝える研究に励む。

 ■地方は食の宝庫 「分とく山」総料理長 野崎洋光さん

 食を通して健康になるための鍵は、地場産品の宝庫である「地方」にある。産地から口に入るまでの距離が短いほど食材の栄養価が高く免疫力を高める。

 現代は、食卓に多くの料理が並ぶようになった。しかし、昔のほうが予防医学につながっている。みそ汁にはタンパク質が豊富な大豆製品が使われる。福島の米は栄養価が高い。それだけで立派な健康食といえる。

 昔はだしも使っていなかった。鮮度がいい食材にはだしは必要ない。素材の良さを生かした調理法をするべきだ。先人の知恵を新しい時代にも取り入れていってほしい。

最終更新:2/17(月) 9:47
福島民報

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