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<話題>新型コロナウイルス感染は国内で新局面に突入するのか

2/17(月) 8:30配信

モーニングスター

 10-14日の週は、現地12日の米国で、NYダウ、S&P500、ナスダック総合の主要3指数が揃って最高値を更新。新型コロナウイルスの新規感染者数が過去2週間の最少になったと伝わったためだが、翌13日は臨床診断を追加したことで感染者数が急増し、3指数は反落。NYダウは前日比128ドル安の2万9423ドルで終えた。

 こうした流れの中で、14日の日経平均株価は140円安の2万3687円で続落。13日に国内で初めて新型肺炎による死者が確認されたこともあるが、第3次、第4次感染と、感染を封じ込めることが困難になりつつあることへの懸念が広がった印象だ。

 個別には、東京や大阪、名古屋、京都などの主要都市を中心としたホテルの供給増による競争の激化に加え、中国関連の予約キャンセルへの懸念などから、13日引け後に20年3月期の連結業績予想を下方修正したワシントンホテル<4691>が昨年来安値を更新。他にもインバウンド(外国人観光客)需要を頼りにしていた多くの企業や、中国と関連の深い製造業の業績も気になる。

 ただ、こうしたことは株価にかなり織り込まれた印象がある一方、新型コロナウイルスの関連銘柄で高値圏にあるのは二酸化塩素の空間除菌剤「クレベリン」を展開する大幸薬品<4574>くらい。他の銘柄のほとんどはチャート的に崩れている。来週以降の感染状況にもよるが、最悪の通過さえ確認できればアク抜けに向かうのが相場である点は抑えておきたい。

(モーニングスター 2月14日配信記事)

最終更新:2/17(月) 8:30
モーニングスター

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