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サラリーマンのお小遣いはここ40年でどう変化しているか?

2/17(月) 8:30配信

ファイナンシャルフィールド

景気の変動や家庭環境などによって、大きな影響を受けやすいサラリーマンのお小遣い事情。お小遣いの変遷を見ていくと、サラリーマンたちの涙ぐましい努力を垣間見ることができます。ここ40年におけるお小遣いの歴史について、紐解いていってみましょう。

お小遣いの変遷

新生銀行の「サラリーマンのお小遣い調査」によれば、調査がスタートした1979年には4万7175円だったお小遣いは1982年に3万4100円にまで下がるものの、その後は経済成長と上がっていく平均月収の波に乗って上昇していき、バブルの絶頂期である1990年にはなんと7万7725円にまで達しました。

その後は不況が長引き、リーマンショックなど世界情勢も荒れる中でお小遣い額は多少の上下変動を繰り返しながら次第に減少していき、2011年にはバブル崩壊後で最低の金額となる3万8855円にまで落ち込みます。

注目すべき点は、2001年頃までは平均月収の変動とお小遣いの間に相関性が見られるものの、それ以降は平均月収の下げ幅よりもお小遣いの下げ幅の方が大きくなっているということです。

これには日経平均株価が影響していると見られ、照らし合わせてみるとバブル崩壊後は日経平均株価から一年から二年程度遅れるような形で、お小遣い額が追随していっている様子が見受けられます。

バブル崩壊後は平均月収の変動だけではなく、景気の影響を大きく受けており、サラリーマンにとってさらに厳しいお小遣い事情になっていることがわかります。

サラリーマンの昼食代や飲み代

お小遣いの内訳では常に上位に入る昼食代ですが、時代の流れと共にその額は変動していきます。1992年にサラリーマンの昼食代はピークとなり、その額は746円でした。バブルの崩壊と共にその額は徐々に下がり始め、ついに2005年には571円となり、その後は500円代前後で推移しています。

長引くデフレの影響も受けて、昼食代が安くなっているのも理由の一つではありますが、できるだけ日々の出費を抑えようと安いところを選び、努力している姿が伺えます。

同じくランキング上位に入っている飲み代からも、サラリーマンを取り巻く厳しい環境が読み取れます。1999年には平均で月6回もあった外食の回数が、2009年以降は3回前後と半分程度に減ってしまっています。

また、一回の飲み代もデフレの影響を受けているものの、2001年の6160円から2012年の2860円にまで下がっており、回数を減らすと共に一回の出費を減らす傾向になっていることがわかります。

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最終更新:2/17(月) 8:30
ファイナンシャルフィールド

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