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「闇金ウシジマくん」はお金について学べる人気漫画 債務者に共通する要素と借金の恐ろしさ

2/17(月) 20:03配信

マネーの達人

「闇金ウシジマくん」という金融漫画

真鍋昌平氏によって2004年から2019年まで、ビッグコミックスピリッツで連載されていた漫画です。

単行本は全46巻、他にテレビドラマ化、映画化もされているので、ご存じの方も多いでしょう。

闇金融「カウカウファイナンス」を経営する丑嶋馨(ウシジマ カオル)の元に訪れる客、関係者を軸に進んでいくストーリーです。

登場人物ごとに「フリーターくん」、「フリーエージェントくん」、「タクシードライバーくん」など、それぞれがシリーズ化されています。

そんな「闇金ウシジマくん」ですが、実にリアルな人間模様が描かれ、特に債務者の心理が良く描かれています。

債務者に共通する要素

今回注目したいのは、そんな債務者に共通する要素です。

私が全巻読んで思った要素は以下です。

「気軽に危険な借金に手を出している」
「いつの間にか借金に追い込まれている」

「借金をしている実感がない」

「いつか、何とかなると思っている」

債務者によって異なる部分はありますが、「気付けば借金に手を出し、実感がなく、それでも何とかなると思っている」という要素が強いように感じます。

その状態に至る根本的な原因に、

「目の前のお金以外に考えられない性格」

があるのではないでしょうか。
通常は、「闇金に手を出したから目の前のお金しか見えない」と考えますが、「目の前のお金しか見えないから、闇金にまで手を出してしまった」という考え方もあります。

逆に言うと、普段から長期的なお金の使い方を意識すれば、借金地獄に落ちるリスクは避けやすくなるでしょう。

お金について学び、等身大の自分を受け入れましょう

もちろん借金理由はさまざまですし、「闇金ウシジマくん」に出てくる債務者も同様です。

しかし根底には「短期的なお金への渇望がある」と感じますし、それはリアルな世界でも同様ですね。

長期的かつ計画的な借金ではなく、短期的で無計画な借金に手を出すと、どんどん借金地獄に落ちる可能性があります。

そのような状態を避けるには、普段からお金について学び、等身大の自分を受け入れ、「足るを知る」の精神を大切にしてください。

「分かっているけど、ついつい散財してしまう。借金依存になりかけている」という方こそ、「闇金ウシジマくん」を読むことをおすすめします。

作者の取材に基づいたリアルな漫画なので、読むだけで学べることが多いでしょう。

読んでいてつらくなる部分もありますが、お金のダークな側面がうまく描かれている漫画です。

危険な借金と無縁な人生を送るためにも、無計画な借金の恐さを「闇金ウシジマくん」から学んでください。(執筆者:金村 甚吾 / 税理士事務所に勤務。その後、資格スクールで専任講師を経験。独立後は、貸金業務取扱主任者という国家資格を取得して、借金解決サイトの運営をしている)

最終更新:2/17(月) 20:03
マネーの達人

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