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ヘッジファンドのミレニアム、30億ドル調達-償還に制約でも信頼得る

2/17(月) 15:04配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): イジー・イングランダー氏のヘッジファンド運用会社、米ミレニアム・マネジメントは投資家に厳しい償還条件を課しているが、今年に入り30億ドル(約3300億円)を集めた。

新規投資を受け入れる株式クラスは、1四半期に投資資金の5%しか引き出せないという条件付きで、全額を引き揚げるには5年かかることになる。ミレニアムは2019年、2年ぶりに新規資金を受け付け41億ドルを集めていたが、今年2月12日の投資家宛て書簡で、3月までに調達資金が71億ドルに達する見込みだと説明した。

市場が不安定になった場合に突然、大量の償還請求に見舞われるのを避けるため、ヘッジファンドは投資家の資本をより長期間にわたって確保しようと努めている。

投資家は総じてヘッジファンド業界に懐疑的になっているが、ミレニアムへの資金流入は実績ある著名ファンドには揺るがぬ信頼を寄せる投資家がいることを示している。

ミレニアムへの新規資金の大半は既存顧客による利益の再投資か追加投資だという。事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べたところによると、同社の19年成績は2年連続でプラスのリターンだった。

ニューヨークに本社を置くミレニアムの広報担当者はコメントを控えた。書簡によれば、ミレニアムのマルチストラテジーファンドは昨年、プラス9.8%のリターン。1990年以降では年率プラス13.7%だという。同社の運用規模は400億ドルを超える。

原題:Millennium Raises $3 Billion With Clients Accepting Strict Terms(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Hema Parmar

最終更新:2/17(月) 15:04
Bloomberg

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