ここから本文です

スマホ値引きの抜け穴ではない? KDDIの残価設定型「かえトクプログラム」の狙い

2/18(火) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

KDDIは2月17日に都内で会見を開き、先日グローバル発表されたサムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」の国内独占販売と、併せて導入する新たな端末購入サポート施策を発表した。

【全画像をみる】スマホ値引きの抜け穴ではない? KDDIの残価設定型「かえトクプログラム」の狙い

2月21日から新たに導入される「かえトクプログラム」は、スマートフォンでは初の「残価設定型」のプログラム。「残価」とは自動車ローンなどで採用されているしくみで、契約時に数年後の下取り価格を想定した金額を設定。販売価格からこれを差し引いた残りを割賦で支払い、払いきった段階でクルマを乗り換えれば、残価分の支払いが免除されるといったものだ。

コンパクトケースサイズで手のひらに乗る大きさ。折りたたんだ状態でも日時や着信を確認できる、タッチ対応のサブディスプレイも搭載。

指紋センサーを兼ねる電源ボタン2度押しで、閉じた状態でカメラを起動。1200万画素×2のデュアルカメラを使って、セルフィーが撮れる機能も。

約6.7インチのディスプレイに極薄のガラスパネルを採用。90度画面が曲がった状態で固定し、ジェスチャーによるシャッター操作でセルフィー撮影も。

「かえトクプログラム」でも同様に、スマートフォンごとに2年後の下取り価格を想定した残価を設定。本体価格からこれを差し引いた金額を23回の割賦で支払う。払い終わった時点で端末を返却し、auの販売する新機種に買い換えれば残価分は免除。

もちろん残価を支払えば、端末を買い取ることもできる。なお、プログラムはauの回線契約の有無にかかわらず利用でき、利用料なども一切かからない。

現行の「アップグレードプログラムNX」でも36回の割賦払いから最大12回分の残債が免除されるが、新プログラムでは販売価格に対する残価の割合が、各機種ごとに異なっている。

また「アップグレードプログラムNX」では、対象機種が一部ハイエンドモデルに限られていたが、新プログラムでは残価を柔軟に設定できることから、「今後登場する5G対応のスマートフォンも含めて、基本的にはauが販売する全機種が対象になる」(KDDI コンシューマー事業企画本部 副本部長の松田浩路氏)という。

「かえトクプログラム」の導入にあわせて「アップグレードプログラムNX」は終了し、2月21日以降は現行機種にも新プログラムが適用される。

気になる残価設定額だが、機種ごとに傾向が異なるのは気になるところだ。

すでに公開されている現行機種の例を見ると、リセールバリューの高い「iPhone 11」などが、販売価格の40%を超えるなど残価が高め(ユーザー空見ると、端末価格に対する実費負担の割合が下がる)に設定される一方で、もともとの販売価格が安価なAndoroidのミドルレンジモデルは、20%程度と低くなっている。

残価の設定方法は「これまでに実施してきた、下取りなどで培ったノウハウに基づく」と松田氏。単純に過去の実績だけでなく「この先の中古市場の動きなども含めて予測、想定している」という。

1/2ページ

最終更新:2/18(火) 18:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ