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東京でマンション買うなら「中古リノベーション」――は今後の主流となりえるか

2/18(火) 17:30配信

アーバン ライフ メトロ

新築……供給件数が頭打ち、でも価格は高止まり

 東京を中心とする首都圏のマンション事情に今、じわり地殻変動が起きているようです。

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 かつて2000年代初頭には年間10万戸前後の供給があった首都圏の新築マンション。それが2019年には一気に3万戸ほどにまで落ち込みました。わずか6年前(2013年)の約5万6000戸と比べて、半数近い件数です。

 都心部での用地取得が困難になってきていることなどを背景に、前年(2018年)比で見ても15.9%減。にもかかわらず「月間契約率」は、採算ラインとされる70%を大きく下回る状況が続いているのです。これは、6000万円前後で高止まりする物件価格を消費者が嫌ってのことと言えるかもしれません。

中古……今後、魅力的な物件が出回る期待感

 一方で堅調な推移を見せているのが、中古マンションの成約件数です。2016年以降、4年連続で新築の供給戸数を上回り、2019年には初めて7000戸近く水をあけました。

 供給戸数の頭打ちと価格高止まりが予想される新築に対して、今後もストック増加が見込まれる中古マンション。今後、首都圏のマンション市場において中古購入は主流な選択肢となっていくのかもしれません。

「紋切り型の間取り」に違和感があるのなら

 こうした流れのなかで注目を集めつつあるのが、「リノベーション」です。築年数の経過したマンションを購入して自分の好みに合わせて改装するという住まいの選び方が、首都圏、特に東京で徐々に浸透しつつあるそうです。

 住まい用のマンション購入を検討する年代といえば、結婚し第1子が生まれるかどうかといった頃合いの30代後半から40歳前後が今のボリュームゾーン。

 彼らにとって新築物件は、価格が高くてどうにも手が出しづらい。無理して手に入れたとしても、間取りは似たような“紋切り型”が多くて自分らしい暮らしを想像しづらい……。そうした違和感に応えてくれるリノベーション物件は、自分なりの生活スタイルやこだわりがある東京の働き世代と、確かにとても相性が良さそうです。

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最終更新:2/18(火) 21:40
アーバン ライフ メトロ

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