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”宇宙人を探して”集められた観測データ「ブレイクスルー・リッスン」公開

2/18(火) 20:28配信

sorae 宇宙へのポータルサイト

この宇宙には、人類以外にも知的生命体は存在するのでしょうか。ロシア生まれの資産家ユーリ・ミルナー氏の出資によってスタートした「ブレイクスルー・リッスン」は、多くの人々が抱くこの疑問の答えを得るべく、地球外知的生命体探査(SETI:search for extraterrestrial intelligence)を行っています。今回、ブレイクスルー・リッスンの観測によって得られた膨大なデータが、研究者や一般市民に向けて公開されました。

■天の川沿いや銀河中心付近の観測データを公開

カリフォルニア大学バークレー校に拠点を置くブレイクスルー・リッスンによって今回公開されたのは、あくまでも分析前の観測データであり、地球外知的生命体の存在を示す何らかの証拠が見つかったわけではありません(データにその証拠が含まれている可能性はあります)。合計約2ペタバイト(1ペタバイト=1024テラバイト)に及ぶ観測データは、アメリカのグリーンバンク天文台や、オーストラリアのパークス天文台にある電波望遠鏡などを使って収集されました。

地球外知的生命体の痕跡は、おもに天の川銀河の円盤に沿った領域(天の川沿い)を対象に捜索されています。天の川沿いの領域には恒星が集中しているため、この領域を観測すれば、地球外知的生命体による通信などをキャッチできる確率が高まると考えられるからです。

天の川沿いに加えて、天の川銀河の中心付近から電波が発信されている可能性も考慮した観測が実施されています。理由は、太陽のおよそ400万倍の質量を持つ超大質量ブラックホール「いて座A*(エースター)」の存在が確実視されているから。もしも恒星間を渡り歩けるほど進歩した地球外知的生命体がいたとして、彼らも別の知的生命体を探していると仮定したときに、「天文学的に注目を集めやすい超大質量ブラックホールの周辺から電波を出せば見つけてもらいやすい」と考えるのではないか、というわけです。

ブレイクスルー・リッスンによる観測では、星間空間を通過しやすく、地球外知的生命体が通信に利用するのではないかと予想されている周波数帯(1~12GHz)の電波などが選ばれています。なお、ブレイクスルー・リッスンが集めた観測データの一部は、一般市民でもボランティアとして参加できる分散コンピューティングプロジェクト「SETI@home」の分析対象となっています。

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最終更新:2/18(火) 20:28
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