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奄美大島の魅力発信 国内の外国人招きツアー

2/18(火) 13:05配信

南海日日新聞

 日本に住む外国人らを招いたツアー「奄美大島FAM(ファム)トリップ」が16日、鹿児島県の同島内であった。地元の認定エコツアーガイドと地域通訳案内士、子どもたちが同行し、今夏の世界自然遺産登録を目指す島の豊かな自然や文化の魅力に触れた。

 来島したのは、声優をはじめ、DJや歌手としても活動するタレントのクリステル・チアリさん(44)=兵庫県出身=と、東京に本社を置く中国系メディア・東方インターナショナル所属のロ・チュウジさん(44)=中国出身=の2人。ガイド、通訳計5人が案内役を務め、島内の中・高校生11人と米国出身で奄美市ALT(外国語指導助手)の2人も参加した。

 一行はバスで島の北部を巡り、龍郷町では本場奄美大島紬織元・夢おりの郷で泥染め体験などを行ったほか、町田酒造で奄美黒糖焼酎の製造工程を学んだ。奄美自然観察の森では、奄美固有の植物を観察したり、野鳥のさえずりに耳を澄ませたりしながら、周辺を散策した。奄美リゾートばしゃ山村(奄美市笠利町)のケンムン村で塩作りも体験した。

 ツアーを終え、クリステルさんは「とても幸せな時間を過ごせた。沖縄とは違う奄美のいいところをたくさんの人に知ってほしい」、ロさんは「風景が美しく、地元の皆さんに優しくしてもらった。またぜひ奄美を訪れたい」と話していた。

 英語の通訳を担当した原木洋子さん(64)は「たくさんのことを学んだツアーだった。より分かりやすく、より多くのことを外国の方に英語で説明できるよう努力していきたい」と語った。参加した県立大島高校3年の生徒は「今まで知らなかったことや奄美が世界から注目されていることを知った。4月から進学で島を離れる。出身地の奄美を誇りにして、周りの人たちに自慢したい」と笑顔を見せた。

 FAMトリップは、奄美群島広域事務組合が奄振交付金を活用して企画した「奄美群島育成人材フォローアップ事業」の一環。業務を受託した南海日日新聞社が主催し、昨年10月の喜界島を皮切りに奄美5島で実施した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:2/18(火) 13:05
南海日日新聞

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