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過去に人種差別を経験したセメド、マレガの“自主退場”を擁護「勇敢な行動」

2/18(火) 11:28配信

SPORT.es

FCバルセロナのネルソン・セメドは、先週末行われたヴィトーリア・ギマラエス対ポルト戦でのポルトのムサ・マレガの対応を擁護している。マリ出身のマレガは、自身への人種差別的なチャントに対する抗議として、ピッチを去る決断をしている。

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約2年前に同じくアフォンソ・エンリケス・スタジアムでヴィトーリア・ギマラエスのサポーターから人種差別的なチャントを浴びせられるという同じような経験を持つセメドは、「自分も違う対応をしていたかもしれない。当時の自分は、それほど成熟していなかったし、マレガと同じようにピッチを離れていたかもしれない」と『Publico』に語っている。

ベンフィカでプレーしていたセメドは、当時の自分はチームメイトとクラブからのサポートがあったが、ポルトガルの世論は違っていたと明かしており、「当時、記事では自分のジェスチャーが批判されていたよ。ファンは常に正しいとね。選手とファンの間で許されるのは、拍手だけだとね。ただ、間違いなく人種差別に対して拍手を求めてはいなかっただろうね」と述べている。

■レフェリーの責任

また、セメドは、「このような状況に最初に対応しないといけないのはレフェリーだ。自分は試合を中断するべきだと思う。選手がこれほどまでに苦しめられるのを待つべきではない」と自身の意見を明確にしている。

さらにセメドは、「人種差別はポルトガルだけでなく、グローバルな問題だ」と強調。そして、「フットボールにおいて、人種差別的なアクションに対して、罰が足りなすぎるし、UEFAやそれぞれの連盟による罰も甘すぎる。どこで起ころうとも、人種差別は、犯罪と同様に罰が下されるべきだ。残念ながら、人種差別は、世の中の目下の問題である」と語っている。

それゆえに、セメドは、マレガが示したジェスチャーについて「ギマラエスで起きたことは残念だ。フットボールにおいても、日常生活でも、人種差別があるべきではない。マレガのピッチをあとにするという行動は、非常に勇敢な対応だった」と称賛している。

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最終更新:2/18(火) 11:28
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