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2、3年後の誘致目標 広域観光促進へ

2/19(水) 8:37配信

福島民報

 相馬港へのクルーズ客船誘致で広域観光促進を目指す「相馬港クルーズ振興協議会」は十八日、発足した。二〇二〇(令和二)年度末に全線開通する東北中央自動車道「相馬福島道路」とのインフラネットワークを強みにクルーズ船利用客を取り込み、相双、県北両地域と山形県南部の周遊ルート創出と地域活性化を目指す。

 相馬市のゲストハウスヒルトップNリゾート福島で設立総会を開いた。県と相馬、新地、福島、伊達、山形県米沢の各市町から各自治体や商工観光団体、港湾、荷役関係者ら約七十人が出席した。設立発起人代表の立谷秀清相馬市長が「クルーズ船誘致には、まず地域の魅力を磨く努力が必要。乗船客に満足してもらえるルート設定など、協議会全体で頑張っていく」とあいさつした。

 会長に立谷市長、副会長に大堀武新地町長を選んだ。今後、年一回の総会と年数回の幹事会を開催し、二~三年後の国内外クルーズ船誘致を目標に(1)旅行会社や船会社が集まる商談会への参加(2)相馬野馬追をはじめ歴史文化、農水産物などの食、道の駅や温泉など地域の特色を生かした観光ルート・体験ツアーの掘り起こしを進める。協議会事務局によると、クルーズ船の出港・寄港は西日本が盛んだが東北はまだ少なく、将来的に新たなツアー需要につながる可能性もあるという。

 席上、大型客船「にっぽん丸」を運営する商船三井客船の小出文隆取締役が講演し、クルーズ船誘致へ向け地域が着手すべきポイントなどを解説した。

 福島民報社は八月、「にっぽん丸」で行く相馬港発の「北海道周遊クルーズ」を企画している。相馬港クルーズ振興協議会はこれに合わせ、出港セレモニーを計画している。

最終更新:2/19(水) 8:37
福島民報

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