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全固体電池の硫化系固体電解質の実用化へ、出光興産が2021年から生産実証

2/20(木) 8:40配信

MONOist

 出光興産は2020年2月18日、全固体電池向けの固体電解質の量産に向けて、実証用の生産設備を建設すると発表した。電気自動車(EV)などで全固体リチウムイオン電池の需要が高まっていることに対応する。同社の千葉事業所(千葉県市原市)に設備を建設し、2021年4〜6月の稼働を計画している。

 同社は全固体電池のキーマテリアルとして硫化物系固体電解質の開発を進めている。すでに高純度の硫化リチウム製造法を確立しており、硫化リチウムを原料とする硫化物系固体電解質の特許も複数保有している。蓄積してきた技術の実用化により、固体電解質の量産や品質向上、コスト削減を図り、原料から一貫生産できる安定した供給体制を構築することを目指す。

 全固体電池は、エネルギー密度の向上や充電時間の短縮、安全性などの面で液体材料を使うリチウムイオン電池の課題を克服できるとされている。実用化に向けた開発にさまざまな企業が取り組んでいる他、日本では新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトに自動車メーカーや材料メーカー、電池メーカーが参加した“オールジャパン”の体制で研究開発を進めている。

MONOist

最終更新:2/20(木) 8:40
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