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【アジアカップ予選直前レポート】熾烈なメンバー争い、帰化選手、改善すべき課題は?

2/20(木) 17:33配信

バスケットボールキング

初のホーム&アウェーで行われる「アジアカップ予選」

 オリンピックイヤーが幕開けし、初の代表戦となる「FIBAアジアカップ2021予選Window1」が目前に迫った。

 この大会は各大陸で4年に一度開催されるコンチネンタルカップ(アジアカップ、ユーロバスケット、アメリカップ、アフロバスケット)の出場権をかけた予選となる。バスケットボールの国際大会は4年に一度のオリンピックとワールドカップを軸に動いているが、2017年から導入されたFIBAのカレンダー改変に伴い、2年に一度の開催だったコンチネンタルカップが4年に一度となり、次回は来年の2021年。アジアの場合、これまで東アジア選手権のようなサブゾーン予選を経てアジアカップ出場国を決めていたが、今回からは、全大陸が同時期に予選期間(Window)を設けてホーム&アウェーで予選を行う方式へと変更された。
 
 アジアカップの出場枠は16。予選はアジア・オセアニア地域24ヶ国を4ヶ国ずつ6組にわけてWindow1~3までホーム&アウェーで総当たり戦を行い、各組上位2チーム(12チーム)がアジアカップ2021に直行。各組4位は脱落し、各組3位は2次予選となるWindow4に回って残り4枠を争う。

 新型コロナウイルスの影響により2月21日にホームで開催予定だった中国戦は延期になったが、24日にアウェーで開催されるチャイニーズタイペイ戦を前に、19日にメディアへの練習が公開された。

「チャイニーズタイペイに勝つことだけにフォーカス」(ラマスHC)

 
 今回は海外で活動する選手が招集できないため、国内組でチームを構成。2月の1週目から週の前半を使って開催されており、今回で3週目。短い時間でチーム作りが進められている中で、フリオ・ラマスヘッドコーチは、「24日はアジアカップの出場権を獲得するために戦い、チャイニーズタイペイに勝つことのみにフォーカスする」と言い、今夏のオリンピックに向けた展望については一切語られなかった。ただ、メンバー選考については「常に試験だと思って選手たちには競争することを求めている。昨年でいえば、安藤誓哉と安藤周人の2人が自分の力でポジションを勝ち取った。代表チームとはそういうもの」と力を込めて語るように、選手たちには競争による成長を促している。

 確かに、今は24日の試合に集中することになるだろう。しかし、選手たちにとってみれば、5カ月後に迫ったオリンピックを意識しないはずがない。「今回はアジアカップ予選だけど、個人としてはオリンピックへの選考のひとつだと考えている」と富樫勇樹が語るように、練習内容も熱が帯びたものとなっていた。2月の合宿開始時には、選手個々がバスケットボールや日本代表に対しての思いや取り組みについて、それぞれの考えを述べるミーティングを実施しており、今まで以上にコミュニケーションを深めている。

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最終更新:2/21(金) 16:57
バスケットボールキング

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