ここから本文です

エールフランス・KLM、利益が最大240億円下振れも-新型肺炎で

2/20(木) 15:15配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 欧州の航空会社エールフランス・KLMグループは新型コロナウイルスの影響で利益が最大2億ユーロ(約240億円)下振れするとの見通しを示した。

パリに本拠を置く同社は19日、利益の推定に際し、中国路線を4月に再開すると想定、2、3月の運休に伴う損失などを考慮したと説明した。運休が長引けばコストはさらに増大する。

フレデリック・ガジェ最高財務責任者(CFO)は電話会議で、「これは深刻な影響だ」とした上で、「われわれは1月については非常に満足していた。中国での新型ウイルス発生の発表によって全ては一変した」と説明した。

新型ウイルスの感染拡大の深刻さが明らかになって以来、長距離便を運航する欧州の航空会社で決算を発表するのはエールフランス・KLMが初めて。世界の大手航空会社はドル箱路線だった中国便を次々と休止した。

ガジェ氏は2002-03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行の際は、航空業界への影響は5-6カ月続いたとし、現状では長距離便の稼働水準が5月まで下振れする見込みのため、1-3月(第1四半期)のユニットレベニュー(座席キロ当たりの収入単価)は減少する見通しだと語った。

また中国が感染拡大対策で移動を制限したことが輸出に影響し、貨物需要も打撃を受けていると説明した。

原題:Air France-KLM Warns of $216 Million Profit Hit From Coronavirus(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Rudy Ruitenberg

最終更新:2/20(木) 15:15
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事