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「コピペ」の生みの親テスラー氏、安らかに眠れ

2/21(金) 11:30配信

ギズモード・ジャパン

コピペ機能が誕生した裏には、この人の努力があったのですね。

とってもやさしそうな笑顔。iPhoneでもコピペはいつごろからかできるようになり、コンピュータのモバイルデバイスも激的に進化しましたよね...。コンピューターの「コピー&ペースト」機能の生みの親として知られる、コンピューター科学者のラリー・テスラー(Lawrence Gordon Tesler)氏が2月17日に亡くなりました。享年74歳。

確かに、むかーし使っていたワープロではワープロ通信に接続するときは文書作成とは全く別の画面に接続していたような...。ワープロ通信...もう昭和の生き証人としてうろ覚えでしかないですが、これがモードなのかと妙に納得です。

今わたしがネットに接続しつつ音楽をストリーミングしながらギズモードジャパンにすらすらと記事を書いていられるのも、彼のおかげだったんですね。ありがとう。

米ギズモードのAndrew Liszewskiの報告です。

パソコンが登場してから、人々はパワフルなマシンを使えるようになりましたが、その後どんどん普及が進み、単に「使える」というだけでなく、さらに「使いやすく」もなってきました。今やコンピュータは情報処理の学位を持った学者たちだけが使うような難しいものではなくなっています。コンピュータがここまで使いやすくなったのは、実は2月17日にこの世を去ったラリー・テスラー氏のおかげなんです。

テスラー氏はスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツのように華々しい有名人でこそありませんでしたが、コンピュータとモバイルデバイスを画期的に使いやすくしてくれました。彼のその功績は、近代のコンピュータに多大な影響を与えた素晴らしいものであります。

コピペの生みの親

テスラー氏は1945年にニューヨークで生まれました。スタンフォード大学でコンピュータ科学を学び、卒業後は人工知能の研究にもいそしみました。( 今やこんなに人口知能はすごい存在になっているひと昔も前に!)反戦運動と、IBMなどの企業の独占反対運動に関わってもきたナイスガイ。

1973年、テスラー氏はゼロックスのXerox Palo Alto Research Center(パロアルト研究所 : Xerox PARC)に所属、1980年まで勤め上げました。今でこそ、コンピュータはGUI主流ですが、Xerox PARCは当時マウスで動くグラフィカルインターフェースの開発で知られた存在でありました。テスラー氏はここでティム・モット氏と協働してGypsyというワードプロセッサを開発しています。現在普通に使われている「コピペ」の元のキーワードとなる、テキストの削除、複製、移動を表した「切り取り」「コピー」「貼り付け」なる用語を生み出したのは他でもない彼だったのです。

Xerox PARCはパソコンのような画期的な研究には投資をしないことで知られていたため、やがてテスラー氏はApple Computer(アップルコンピュータ)に転職します。 テスラー氏はAppleにも1997年まで所属していました。それからというもの、AppleNet (Appleの社内ローカルエリアネットワークシステム)の副社長も務め、さらにAppleのチーフサイエンティストにも就任しています。かつてスティーブ・ウォズニアックもこのポジションについていたことがありました。

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最終更新:2/21(金) 11:30
ギズモード・ジャパン

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