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中国の武力による台湾統一は「米国の利益に抵触」=米国防総省高官

2/21(金) 18:46配信

中央社フォーカス台湾

(ワシントン中央社)米国防総省のChad Sbragia国防次官補代理(中国担当)が20日、中国が武力で台湾を統一することは米国の利益に抵触するとの見解を示した。米議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」の公聴会に招かれて述べた。

冒頭で、中国は米政府が直面する最も厳しい安全保障上の課題だとの認識を示したSbragia氏。中国の国防予算が1999年から昨年までの間に6倍以上に膨れ上がったことなどを例に挙げ、人民解放軍は数十年間に軍事力の近代化を野心的に進め、習近平氏が国家主席に就任して以降さらに加速したと警戒感をあらわにした。

その上で、地政学的分野では中華人民共和国建国100年に当たる2049年までに主権と領土を巡る紛争に終止符を打つこと、軍事面では少なくとも米国などの列強と肩を並べる地位を得ることが北京当局の最終目標だと指摘。そして、この中でも特に、武力による台湾統一や南シナ海における領有権の過剰な主張などが米国やその同盟国の利益に抵触するとした。

Sbragia氏はこれらの課題について、米国は相応な力と関心を注ぐ必要があるとし、平和な時期に関連の策略や政策を通して北京当局と競合し、その中から勝利を勝ち取ることを目指す同省の姿勢を強調した。

(徐薇テイ/編集:塚越西穂)

最終更新:2/21(金) 18:46
中央社フォーカス台湾

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