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麻雀ロボ・小林剛、しびれる終盤も“鈍感力“発揮で快勝 ラス回避率も92%の不沈艦ぶり/麻雀・Mリーグ

2/21(金) 11:42配信

AbemaTIMES

 誰もが緊張する佳境の試合、“ロボ”はどこまでもクールだった。大和証券Mリーグ2019・2月20日の第2試合で、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)が序盤のリードを守り切り、今期7勝目を獲得した。

【映像】小林剛が大きな1勝

 この試合の対局者は、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)、小林、EX風林火山・勝又健志(連盟)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びでスタート。

 小林は東1局に早々チャンス手を迎え、タンヤオ・ツモ・赤・ドラ3の1万2000点をツモって先制に成功した。さらに東4局2本場には前原からリーチ・一発・タンヤオ・平和・一盃口・赤2の1万2000点(+600点、供託1000点)をアガり、一人抜け出した格好となった。

 オーラスは、し烈な2着争いに対して「(競っているチームの)どちらがアガるのが、自分にとって良いのか」という悩みを抱え、仕掛けへのアシストや差し込みを考えたことも明かしたが、「よくわからないので点棒を減らさないように」として安全策を取り、無事に終戦して7勝目となった。

 勝利者インタビューでは、「(チームスコアが)プラスになって良かった」と安堵の表情。試合中は決して見せない柔らかな表情にファンも「ナイス船長!」「よーやった!」と祝福コメントを投稿した。

 インタビュアー松本佳世から「流れを感じましたか?」「(勢いは)来ていましたか?」といった“口撃”も受けたが、全くこれを寄せ付けず、この点では対局同様に落ち着き払っていた。

 デジタル雀士の旗手としてキャリアも長い小林は、「流れ」「勢い」といった言葉を使わない。また、同じデジタル雀士が揃うチームの中でも、やはり抜群の落ち着きぶりと、ラス回避率の低さ(92%)に代表される安定感で、この日はチームのセミファイナル進出に大きな一勝をもたらした。

 プレッシャーがあるかどうか聞かれると、小林は「僕は鈍感なので」と謙遜してみせた。ただ、卓上で3者の動向に目を配り、「何を鳴く、何を切る」に神経を注ぐその姿は、実は繊細そのもの。麻雀は選択までが実力10割、導き出される結果に対しては全てが運。そう割り切るからこそ結果に「鈍感」となり、強心臓ぶりが表れ、成績も安定する。

 敗退ライン間際、下位から狙われるポジションにいたチームも、この日の勝利でスコアを大幅に改善、5位をキープした。航海の終わりももうすぐ。トロフィーの眠る宝島まで、鉄の心臓を持つ船長小林が、仲間を導いていく。

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最終更新:2/21(金) 11:42
AbemaTIMES

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