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過干渉の「プチ毒親」に育てられた私…子育てへの影響は?

2/21(金) 10:45配信

LIMO

子どもにとって毒になる親という意味の「毒親」。「毒」の正体は、子どもへの過干渉や暴力、ネグレクト(無視・養育放棄)などです。

自分の親が毒親かどうかなんて、幼い子どもにはわかりません。だんだんと成長するにつれ視野が広がり、「あれ? うちの親って他と違うな」と感じ始めるでしょう。しかしそのときには、毒親の監視下から逃げ出せなくなっている…。今回はそんな毒親について考えていきます。

どんな親が「毒親」なの?

毒親とは、アメリカでグループセラピストやインストラクターなどを務めていたスーザン・フォワードが自著のタイトルとした『毒になる親(原題:Toxic Parents)』が日本で略して使われるようになった言葉で、子どもに対して過干渉や過剰なコントロール、暴力・暴言、ネグレクトなどをする親を意味します。

中でも、気づかないうちに毒親になってしまいやすいのが、過干渉やコントロールしたがるタイプの毒親。具体的な例を挙げると「子どもの進路を親が決める」「友だち関係に口を出す」「あなたにはこれは無理だからとやめさせる」などです。

子どものためと言いながら、いつの間にかあなたも毒親予備軍になっていたりはしませんか? 

振り返ってみれば、筆者の母親も「プチ毒親」でした。過干渉や厳しいコントロールの下で育てられたことが今なら分かります。なにかしようとすると「危ないからダメ」、少し帰宅時間が遅くなると学校に電話をかけられるというようなことが多々ありました。

いつも言われるのは、「あなたのことが心配だから」「あなたは私の言う通りにしていれば幸せになる」という言葉。「うちの親は愛情深いから」「わたしのことを心配してくれているから」と思っていましたが、結局は子どもが親の囲いの中から飛び出さないように管理されていたのです。

幼い頃から過干渉やコントロールにさらされていると、親からいろいろ言われないように、とにかく「良い子」になろうとします。

大学時代、友だちから「親との約束破って外泊してみれば?」と言われたときも「いや、そのあとが面倒だからしない」と返答しました。

面倒というより、毒親の囲いから飛び出る勇気がなかったのです。また親から呪文のように繰り返された言葉が心の深部に潜在し、罪悪感を抱きたくないために大学生になってもなお必死に親の言いつけを守ろうとしていたのかもしれません。

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最終更新:2/21(金) 10:45
LIMO

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