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県内各大学が新型肺炎対策 受験生にマスク配布、追試容認も

2/22(土) 9:32配信

福島民報

  新型コロナウイルスの感染が拡大する中、県内の各大学は試験当日の感染症対策に細心の注意を払い、対応を進めている。試験当日には受験生にマスクを配布し、各教室の入り口にアルコール消毒液を置く。病欠者に追試験を認める大学もある。

 二十五日に始まる国公立大二次試験の前期日程を前に福島大、福島医大、会津大は二十一日、試験会場を設営した。

 福島大では職員が試験会場にアルコール消毒液や希望者に配るマスクをそろえた。JR東日本の協力を得て、試験当日には最寄り駅のJR東北線金谷川駅構内にアルコール消毒液を設置するという。

 三校とも従来の感染症対策の対応と同様、マスク着用のままの受験を許可し、体調不良者の別室受験にも備えている。福島大の担当者は「受験生には体調管理に注意し、努力の成果を発揮してもらいたい」と願う。

 三校は追試験の実施やセンター試験の成績などを使った合否判断といった特別な救済措置は予定していない。会津大の担当者は「問題作成や日程の調整など、追試験の準備を間に合わせるのは非常に難しいのが実情だ」としている。

 県内の私大でも消毒液設置などの対策を講じている。いわき市の医療創生大は今後、三月十一日に試験があり、高熱などで欠席した受験生に対して追試験を行う。担当者は「入学希望者の受験機会を損なわないよう、考えられる限りの対応を取りたい」と話した。福島市の福島学院大はウイルス感染により試験を受けられなかった受験生に対して、別日程の試験の情報を提供するなど、個別の対応を行う方針だ。

 県立高校入試では、自己推薦に当たる特色選抜と、学力を重視する一般選抜を合わせた「前期選抜」が三月四日に実施される。県教委によると、ウイルスに関する対応策を検討中だという。

【写真】試験会場の建物内に受験生向けのマスクとアルコール消毒液を設置する大学職員=福島大

最終更新:2/22(土) 9:32
福島民報

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