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<映像研には手を出すな!>原作者が明かす誕生秘話 マンガ的な文法を知らずに… アニメ化に感動も

2/23(日) 9:45配信

MANTANWEB

 テレビアニメがNHK総合で放送中の大童澄瞳(おおわら・すみと)さんのマンガ「映像研には手を出すな!」。女子高生たちが考える“最強の世界(アニメ)”を表現しようとする姿を描いたマンガで、「パース付き吹き出し」「架空のアニメの設定画」など独創的な表現が話題になっている。アニメを手がけるのは「夜明け告げるルーのうた」「四畳半神話大系」などで知られ、鬼才とも呼ばれる湯浅政明監督。“最強の世界”をアニメで見事に表現している。独創的な表現はいかにして生まれたのだろうか? 大童さんに聞いた。

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 ◇「映像研」が映像的な理由

 「映像研」は、自分の考えた“最強の世界”で大冒険することが夢の浅草みどり、プロデューサー気質の金森さやか、アニメーター志望のカリスマ読者モデルの水崎ツバメが、脳内にある“最強の世界”を表現すべく、映像研究同好会を立ち上げ、アニメ制作に打ち込む姿を描いている。

 アニメは湯浅監督率いるサイエンスSARUが制作。NHK総合で毎週日曜深夜0時10分に放送されている(関西地方は同深夜0時45分放送)。今夏にはアイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥さん主演で実写映画化も決定し、原作コミックスの累計発行部数が50万部を突破するなどヒットしている。

 「映像研」の連載が「月刊!スピリッツ」(小学館)でスタートしたのは2016年。大童さんにとって「映像研」はデビュー作で、「当時、マンガの描き方をよく分かっていなかったんです。オリジナルの同人誌を一本描いたくらいだったので」と、マンガを描いた経験がほとんどないまま連載が始まった。

 「担当編集の方から、読者に既に引っかかりのあるジャンル、例えば電車、アイドルなどで始めると、新人としてマンガを描く上で有利ですよ……という話があったんです。そこで、自分に何があるだろう? と考えた。高校生の頃から、実写を含めて映像を作っていたので、映像はどうだろう? となりました。最初は、映像全般がテーマだったのですが、アニメーションも好きだったので、第1話はアニメはどうだろう?となり、そのままアニメがテーマになったんです」

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最終更新:2/23(日) 9:45
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