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名店オーナーによる新たな挑戦。フードライターも注目の「ビーガンそば」とは?

2/22(土) 11:06配信

食べログマガジン

フードライター・森脇慶子が注目の店として訪れたのは、東京・渋谷に昨年オープンしたばかりのそば屋「半笑」。ミシュラン常連店であり、「The Tabelog Award」「食べログ そば 百名店」選出&受賞の常連店でもある手打ちそば専門店「玉笑」が手がける、“ビーガンそば”の実力やいかに。

【森脇慶子のココに注目】「半笑(はんわらい)」

2013年以来、ミシュランの星を取り続ける手打ちそばの名店「玉笑」。週末や時分時には、行列も珍しくない同店初の姉妹店がひっそりとオープンしていることをご存じだろうか。その名も「半笑」。場所は、去年11月に開業した「渋谷スクランブルスクエア」の12階という意外な立地だ。

とはいえ、入り口はシンプルな木の扉のみ。看板らしい看板もなく、控えめに掲げられた「半笑」と書かれた表札を見て、初めてここがそば屋であることに気付くといった体なのだ。商業施設にありながら、まるで雑踏を拒絶するかの如き静謐な佇まいはどことなく隠れ家的な趣を漂わせている。

土壁に木目を生かした栃の木のカウンターが、不思議とモダンな雰囲気を醸し出す店内のデザインは、隈研吾氏の手によるもの。ニュアンスのある土壁は左官技能士の挟土秀平氏が手がけるなど、随所にご主人浦川雅弘さんの美学が光る。だが、最も注目すべきは、「半笑」ならではの新メニュー「精進そばコース」だろう。

浦川さん曰く「ビーガン向けのそばをやってみたいなと思っていたところに、今回の出店のオファーがあって引き受けることにした」のだとか。なるほど、ビーガンそばはかねてより浦川さんの中で温めてきた着想だった由。

というのも、「玉笑」には、世界中からミシュランを見た人たちが足を運ぶ。中には、そば=菜食と思い込んで訪れるビーガン実践者の姿も多いそうだが、いかんせん、もりつゆやかけ汁には鰹のだしが入っている。そのため、そばを食べることができず、そばがきと豆腐などのつまみだけを食べて帰る彼らの様子を見て、ビーガン向けのそばを考えていたそうだ。

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最終更新:2/22(土) 11:06
食べログマガジン

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