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日本の「ホンダ」と英国の「ダイソン」── その意外な共通点とは?

2/22(土) 12:14配信

LEON.JP

ベトナムで売れに売れた「ホンダ」

ベトナムでは「二輪バイク」を総じて「ホンダ」と呼んでいるのをご存知でしょうか?

その理由は1967年に初めて日本から輸出された「スーパーカブ」が売れに売れたため。一説によると、当時のベトナムにおけるバイクのシェア率は90%以上を誇ったとか。

女性でも乗りやすい低床設計に俊敏な機動力。そして独創的なデザインは、以後ベトナムのみならず世界中で大ヒットし、2017年には累計生産台数がなんと1億台を突破! 日本の「スーパーカブ」は世界に鮮烈なインパクトを与えたのです。

ところで ── 。いま、世界で売れている「掃除機」といえば、どのメーカーを想像しますか?

おそらく多くの方が「ダイソン」と答えるのではないでしょうか。

ベトナムでバイクが「ホンダ」と呼ばれるように、掃除機=「ダイソン」のイメージが定着しつつある現在。ここでは、そんな世界を変えた2つの企業のあまり知られていない共通点をご紹介します。

【共通点01】日本も英国も、創業したのはエンジニア

「ホンダ」こと本田技研工業は、本田宗一郎氏によって1948年に設立(その前身となる本田技術研究所は1946年に設立)されています。氏はもともと自動車修理業を生業としていましたが、この時よりバイクという「ものづくり」を始めることにしたのです。

一方、ダイソンの創業者ジェームズ・ダイソンも、もともとは工業デザイナーでありエンジニアでした。1980年代よりサイクロン方式の掃除機を自身で開発し、英国や米国、日本などで販売していましたが、1993年に自社工場と研究所を備えたダイソン社を英国コッツウォルズに設立。その後の破竹の勢いは周知の通りでしょう。

つまりこの2社は、創業者が技術を持ったエンジニアであること、そして創業時から「研究所」を有していたという点で共通しているのです。

【共通点02】製品を商品に変える、ものづくりの哲学

ただ、いくら技術力が高くてもそれだけで製品が売れるとは限りません。機能や技術だけでなく、使いやすさやデザインなどの要素が一体となって、初めて「製品」は「商品」となるのです。

そのことを、ホンダもダイソンもよく理解していました。

例えば、世界的に成功したスーパーカブについて、ホンダの歴史を深く知るモビリティ・クリエイターの中島好雄氏はこう語ります。

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最終更新:2/22(土) 12:14
LEON.JP

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