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なぜ車の「色付フロントガラス」無くなった? お洒落の象徴「トップシェード」激減の理由

2/22(土) 9:30配信

くるまのニュース

昔はよくあった?フロントガラスの上側にある不思議な色の正体は

 かつてフロントガラス上部には、青や緑の色がついたクルマがありました。しかし、最近では色が付いているフロントガラスが減少しているといいます。なぜ色付きのフロントガラスは減っているのでしょうか。

【画像】いまでは希少! 「青いシェード」があるのはどんなクルマ?(6枚)

 青や緑の色が付いた部分は、「ハーフシェイド」や「トップシェード」と呼ばれています。これは、運転席や助手席に差し込む太陽光を抑制する効果があります。色は黒色のものや青、緑が一般的で、単純に陽射しを和らげる以外に紫外線などをカットする機能が付いているタイプも存在します。

 フロントガラス上部の色が付いている部分について、ホンダは次のようにいいます。

「フロントガラスの青いグラデーションは、弊社では『ハーフシェイド』と呼んでいる部分です。クルマの装備名としては『ハーフシェイド・フロントウインドウ』というものになります。

 弊社の車種ラインナップのうち、およそ8割強に設定されている装備です。過去の記録で確認できた範囲では、弊社においては初代『NSX』に初めて設定されています」

 ホンダでは、ハーフシェイドと呼ばれているこの部分は、トヨタや日産などではトップシェードと呼ばれ、装備表のフロントガラスに関する記載で「トップシェード付」というような表記がなされているクルマに装備されています。

 一方、フロントガラスにシェードを一切装備しない方針のマツダは、現在販売されているすべての乗用車で半透明の日よけを採用していません。

 その理由について、マツダは次のようにコメントしています。

「フロントガラス上部の半透明の日よけは、弊社の最近のクルマでは採用を中止しています。開放感や視界などの点で不利となる場合があることが理由です。

 そのうえで、乗員がまぶしいと感じる際にはサンバイザーを使って調整いただき、サンバイザーでカバーできないバックミラー付近についてはドット模様の日よけを設けています」

※ ※ ※

 また、日産の販売店スタッフは、「最近では、衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロール用のカメラやセンサーがフロントガラスに装着されています。それらの動作に影響を及ぼす可能性があるため、トップシェードの設定が少なくなっているのかもしれません」といいます。

 かつて見かける機会の多かった半透明のシェード部分ですが、メーカーごとの方針や先進安全装備などが、シェードの装着有無に関係しているようです。

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最終更新:2/23(日) 13:55
くるまのニュース

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