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同じサービスなのに20倍以上の価格差がある! そんなことってあるの?

2/23(日) 10:30配信

ファイナンシャルフィールド

商品や食品そしてサービスなどで、グレードが違えば価格にも差があることは普通です。例えばすしで、「並」と「特上」が数倍くらいの価格差があっても不思議ではありません。でもそれは、そもそも「ネタ」の内容が違うからです。

しかし、今回の話は「ネタ」つまり品質の差はなくてサービス内容は一律なのです。でも20倍以上の価格差。そんなことってあるのでしょうか。

「東京都シルバーパス」とは?

それは、東京都民で70歳以上の方が利用できる「東京都シルバーパス」(※)です。実際に利用されている方など関係者以外にはなじみのないものだと思われますので、その概要をまとめておきましょう。

◇次の条件をすべて満たす人がパスの発行を受けられます。
(ア)東京都内に住所を有する
(イ)年齢70歳以上(誕生月の1日から発行を受けられる)
(ウ)寝たきり等でない(経常的なバス利用ができる)

◇利用者の負担金は、利用する年度の住民税によって次のように分かれます。
・非課税
  ⇒ 1000円(パスの有効期間は、10月1日~翌年9月30日)
・課税であるが、経過措置(前年の合計所得税が125万円以下など)に該当
  ⇒ 1000円(同上)
・課税
  ⇒ 2万510円(同上。なお、翌年4月1日~9月30日の購入は1万255円)

◇乗り放題で利用できるのは都内のバス停・駅相互間で、民営バス・都営バス、都営地下鉄、都電、日暮里・舎人ライナー、八丈町営バス、三宅村営バスが対象です。

まったく同じサービスなのに、その価格差は実に20倍以上です。なお、それぞれの数値の計算根拠は、次のように説明されています。

◇ 1000円: パスの発行に関する事務費相当額
◇2万510円: 平均運賃200円として月10回乗車した場合の年間費用に、旧バス共通カードの割引率(5000円券で利用額5850円)を適用
      [200円 × 10回 × 12ヶ月 × 5000/5850円 ≒ 2万510円]

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最終更新:2/23(日) 10:30
ファイナンシャルフィールド

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