ここから本文です

【オーストラリア】最低賃金引き上げ、廃止も検討=NZ国民党

2/24(月) 11:30配信

NNA

 ニュージーランド(NZ)政府による、1時間当たりの最低賃金を18.90NZドル(約1,339円)に引き上げる政策が4月1日から開始予定の中、最大野党の国民党は、9月の総選挙で勝った場合、最低賃金の引き上げの廃止を検討していると発表した。NZの産業・イノベーション・雇用省(MBIE)は先月、最低賃金の引き上げは、約6,500人の雇用を減らすと警告していた。NZヘラルドが伝えた。

 NZ国民党党首のサイモン・ブリッジス氏は、「国内経済を支えている小企業への影響が最大の懸念事項」とし、来年4月に最低賃金を20NZドルに引き上げる方針をまだ決定していないと述べた。また国民党は最低賃金の引き上げに賛成し、与党時代に毎年最低賃金の引き上げを行っていたとしたが、「近年の引き上げは企業に対して最大のコストとなり重荷になっている」と指摘した。

 一方、連立与党の一つである労働党のタマティ・コフィ下院議員は、「最低賃金の引き上げは低所得者の購買機会を増やし、地域社会や地元企業の活性化につながる」と発言した。

 4月1日からの最低賃金の引き上げにより、週40時間労働の場合、週給は最低で756NZドルとなる。また新人労働者や見習い労働者の最低賃金は14.16NZドルから15.12NZドルに引き上げられ、通常の最低賃金の80%を維持する。

最終更新:2/24(月) 11:30
NNA

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事