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太平洋セメントが建設用3D造形で新材料、温度変化でも品質安定

2/24(月) 12:18配信

日刊工業新聞電子版

 太平洋セメントは、大成建設と共同で、温度変化に対して品質が安定する3Dプリンター向けの材料を開発した。工事がよく行われる時期において外部作業環境の温度変化に対応する。建設用3Dプリンターを用いて、複雑な形状の構造部材を短時間で安定的に製作できる。外の温度に影響されることなく高精度に印刷可能だ。

3Dプリンターで橋を製作!大成建設はどう活用するの?

 新材料は、速硬成分や添加剤などの最適化によって、建設用材料に求められる強度性能を持たせた。さまざまな環境温度において安定的に造形できる技術を見いだした。それに基づいて大成建設と共同で3Dプリンター「T―3DP」を使って自動製作できる材料を開発した。

 コンクリート構造物で一般的に使用されるプレストレストコンクリート技術と組み合わせることによって、長さ6メートルの歩行できる橋を完成した。

 太平洋セメントでは3Dプリンター用セメント系プレミックス材料「デジミックス」を国内で初めて開発している。今回の新材料もデジミックスを改良した。

最終更新:2/25(火) 8:16
日刊工業新聞電子版

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