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避難や風評など学ぶ 京都教育大付京都小中学校の生徒

2/25(火) 9:35配信

福島民報

 京都市の京都教育大付京都小中学校の中学二、三年生は二十二日から二十四日まで浪江町など東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地を視察した。県民とふれあい、現地を訪れる大切さを実感した。

 二年生十五人、三年生十一人が参加した。同校では二〇一六(平成二十八)年から主に個人単位で「福島の震災復興」をテーマに、福島民報などを活用して学習している。「京都では報じられていない記事が多い」「なぜ全国に発信されないのか」との問題意識を持つ生徒もいるという。

 二十三日は震災の津波で甚大な被害を受けた浪江町請戸地区を訪れた後、町内の福島いこいの村なみえで、福島民報社の渡部育夫地域交流部長の講話を聴いた。原発事故後の避難や震災(原発事故)関連死、賠償、風評、全国メディアと地元メディアの報道姿勢の違いなどを学んだ。生徒は「自分が体験していないことを報じることの難しさ」や「震災後の心境の変化」などを質問した。

 渡部部長は「視察で感じた思いを多くの人に話してほしい。他県の人に関心を寄せ続けてもらうことが復興や風評の払拭(ふっしょく)につながる」と期待した。

 一行は三日間で三春、楢葉、富岡の各町も訪れ、地元住民らと懇談した。三年生の倉田翼さん(15)は「真剣に話をしてくれる大人が多く、足を運ばなければ聞けない話ばかりだった。いろんな人と話すことが理解のきっかけになると思った」と語った。

最終更新:2/25(火) 9:35
福島民報

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