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S&P500が最高値から5%下落、株に積極投資の個人投資家を直撃

2/25(火) 11:03配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 今年の米国株式相場の底堅さの源泉が手数料無料化で弾みのついた個人投資家の取引にあるとすれば、市場はそうした投資マネーの勢いがどれだけしっかりしたものか間もなく分かるだろう。

24日の株価急落は、証券会社の手数料引き下げ競争を追い風に過去数カ月に取引をほぼ倍増させた個人投資家にとって初の大きな試練だ。勝ち組を追いかける傾向で知られるこうした個人投資家からの急激な関心の高まりが、大型ハイテク株や小型株のラリーを後押ししてきた。

しかしここにきて、彼らが好むテスラやプラグ・パワーなどの株価は急落しており、 ゴールドマン・サックス・グループがまとめた小口投資家お気に入り銘柄のバスケットは過去9カ月で最大の下げを演じている。

FTSEラッセルのグローバル市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「そうした資金の多くは、ホットマネーになる傾向が強い」と述べ、「短期的な損失に非常に敏感だ」と指摘した。

世界の株式市場は24日に急落し、S&P500種株価指数は19日に付けた最高値から5%近く値下がりした。新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)になりかねないとの懸念から、投資家が高リスク資産から資金を債券や金にシフトしたためだ。

個人投資家に人気の50銘柄を追跡するゴールドマンの指数は24日に3.9%安と、昨年5月以来最大の下げ。2銘柄を除く全てが下落し、テスラとプラグ・パワーは6%を超える大幅安となった。ゴールドマンの指数は年初から前週までに13%上昇し、S&P500種の4倍近いリターンとなっていただけに、個人投資家にとっては決定的な相場転換となる。

原題:S&P 500’s 5% Rout Hammers Mom-and-Pop Investors Who’ve Piled In(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Lu Wang, Vildana Hajric

最終更新:2/25(火) 11:03
Bloomberg

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