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抗ウイルスの保育室、津波の一時避難場所にも 町立保育園統合 防災拠点の機能確保 湯河原

2/27(木) 11:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県湯河原町が町立2保育園を統合し移設建て替えを進めてきた「町立まさご保育園」(同町中央1丁目)の新園舎が完成し、3月1日に開園する。地震による津波の一時避難場所として利用できる屋上を備え、地域防災拠点の機能も確保。子育て支援と安心安全の両面から町民の暮らしをサポートする。

 新園舎は鉄骨3階建てで、定員は0~5歳児の計108人。給食を自園調理する調理室やバリアフリーのトイレなどを備え、保育室にはインフルエンザなどのウイルスの増加を抑えるフローリング材を使用する。

 立地場所は津波発生時に約1メートルの浸水が想定されるエリア。海抜13・4メートルの屋上に園児を含め最大300人程度の避難スペースを整備した。屋内の階段から上れるほか、震度5弱以上の揺れを感知すると外階段の鍵を保管するボックスが自動で開き、地域住民らも避難できる。また、3階の倉庫には園児用の非常食を3日間分備蓄する。

 隣接する旧園舎と統合する町立八雲保育園(同町吉浜)はいずれも40年ほど前に建てられ、耐震性への不安や雨漏りなど老朽化の影響が出ていた。町は2018年から統合建て替え計画を進め、総工費は約6億4800万円を要した。

 3月からは2園の園児約100人が通うほか、4月1日には新入生も入園する。町担当者は「子どもの安全を守り、保護者も安心して通わせられる園にしたい」と話した。

神奈川新聞社

最終更新:2/27(木) 11:30
カナロコ by 神奈川新聞

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