新型コロナウイルスの影響でマスク不足が深刻になっていますが、今年も花粉症の人にとってはマスクが無いとつらい季節がやってきました。そんな中、実は今、花粉症に悩む子ども達が増えていて、新たな対策や治療法が注目されています。
2月下旬、スギの花粉の飛散量がピークを迎え、街中ではマスク姿の子ども達が多く見かけられます。
「目がかゆくなって、くしゃみ出る。」(小学5年生)
「鼻水めっちゃ出ます。マスクがあんまり手に入らないから、コロナウイルスで。ちょっと困る。」(小学5年生)
「目をめっちゃかいた。けっこうつらい。」(小学3年生)
製薬会社「ロート製薬」の調査によると、16歳以下の子どもの花粉症の割合は増えていて、今や3人に1人は花粉症だということです。(2012年:25.7%、2015年:33.4%)
そんな中、子ども専用の対策グッズも販売されています。ベビー用品を手掛ける「赤ちゃん本舗」が開発した『花粉対策ジャケット』(税抜き1980円)は、表面に特殊な加工をすることで花粉が付きにくく、落ちやすいように作られているといいます。
「特にアレルギーを発症するお子さまが増えていまして、花粉症も増えてきているという声があったので、開発しました。」(赤ちゃん本舗 山下圭介バイヤー)
では、なぜ子どもの花粉症が増えているのでしょうか。医師に話を伺うと…
「非常に世の中がきれいな状態になってきた。大腸菌や、ばい菌が減ってきた。だからアレルギーが増えてきた。」(済生会中津病院・非常勤医師 末廣豊医師)
末廣医師によると、体内に花粉が入ると、異物を認識する抗体が作られ、花粉と抗体が反応することで花粉症の症状が出ます。一方、体内には抗体の発生を抑える細胞もありますが、その細胞は清潔な環境だと作られにくいため、幼い頃からばい菌などにさらされる機会が少ない子ども達は花粉症になりやすいというのです。
こうした花粉症の治療法として効果が期待されているのが『免疫療法』です。スギ花粉から抽出したエキスを体内に徐々に取り込み、体がアレルゲンに慣れることで症状を和らげられる他、花粉症を根本から治せる場合もあるといいます。ただ、その方法は月1回の注射や、舌の裏側に「液体」を毎日2分間入れておくなどでした。注射は子どもが嫌がる上、液体はすぐに飲み込んでしまいそうになるなど、子どもにとってはハードルの高い治療法でした。
最終更新:2/27(木) 14:48
MBSニュース



































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