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「新型コロナはお湯で予防」デマに注意。あやしい情報の”共通点”とは

2/27(木) 13:05配信

BuzzFeed Japan

感染が広がる新型コロナウイルスをめぐり、「耐熱性がなく、26-27度のお湯をたくさん飲めば、予防できる」という情報が拡散した。温度については、「36-37度」や「56度」のバージョンもあった。「太陽に当たるとよい」という情報もあった。LINE上などで「チェーンメール」のように広がっているとみられる。これは「誤り」だ。専門家も「エビデンスは全くない、民間信仰」という。いったいなぜ、そんな情報が拡散したのか。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】

拡散しているのは、研究者などを名乗る文章だ。いくつかのパターンがあるが、BuzzFeed Newsの複数の記者にも以下のような内容が回ってきた。

《今回のウイルスは、熱に、弱いそうです。冷たい飲み物は、厳禁です。 いつも、温かい飲み物、ぬるま湯をもちあるいてください
研究所からです。武漢研究所に派遣されるクァクグヨンの米国友人の文です。 必ずたくさん伝達してください》

《今回の武漢ウイルスは耐熱性がなく、26-27度の温度で死にます。そのため、お湯をたくさん飲む。 お湯を飲のば、予防できる。
陽射しの下に行ってください。 冷たい水、特に氷水を飲まないでください。 お湯を飲むことはすべてのウイルスに効果的です。ぜひ覚えてください》

文章は外国語を機械翻訳したような内容だが、「コロナウイルス対策の内容 、病院に勤めてる看護師さんから流れて来たの転送します」などという言葉が付記されているため、情報はチェーンメールのような形で広がっていた。

温度に関しては、「26-27度」以外にも「36-37度」「56度」という情報もあった。

さらに同様の情報はYouTubeやTwitter、FacebookなどのSNSでも拡散。検索キーワードを先回りして情報を切り貼りし、広告収入を稼ぐ「トレンドブログ」にも大量に掲載。著名人のブログやラジオでも発信されていることから、信じてしまう人も少なくなかったとみられる。

なお、「26-27度のお湯を飲むと予防できる」という同様の情報は2月上旬に台湾のFacebook上でも広がっていた。この時も、医療関係者を騙る内容だったという共通点がある。この際はFacebookを介して広がりを見せていたようだ。

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最終更新:2/27(木) 15:03
BuzzFeed Japan

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