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夜泣きで徹夜、疲れ果てた母に「ちょっとあんた」 子育てマンガ、予想外の展開に「涙が出た」

2/29(土) 6:50配信

withnews

 突然始まった1歳の娘の夜泣き。テレビでも音楽でも泣きやまず、抱いてあやすしか手立てががありません。ろくに眠れず徹夜が続いた3日目、すべてが嫌になり、娘と着の身着のまま散歩に出かけます。その姿に虐待を怪しまれないだろうかと不安になっていると、女性に「ちょっとあんた」と呼び止められます。「怒られる」と思ったその時、女性がかけた言葉とは――。育児のプレッシャーで、押しつぶされそうな母に起こった出来事を、描いた漫画が「泣ける」と話題です。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

【マンガ本編はこちら】夜泣き、疲れ果てた母に「ちょっとあんた」子育てマンガ、予想外の展開「涙が出た」

漫画「長女の夜泣きの思い出」

 話題になっているのは、ninaruなどで連載を持つさざなみさん(@3MshXcteuuT241U)が「長女の夜泣きの思い出」とツイートした漫画です。さざなみさんは2児の母。2年ほど前、長女が1歳の頃に、実際に起こったことを漫画にしています。

 漫画は「大阪に暮らしていた頃 長女が急に夜泣きするようになった」という書き出しから始まります。

 寝てもすぐに起きてしまい、ひたすらに泣く娘。眠りはしなくても、抱き上げてゆらゆらすると泣きやむため、座ることも横になることもできません。

 徹夜が続いた3日目、自分の中で何かが切れてしまいます。「何もかもいやになった」と、着の身着のまま娘を連れて早朝に散歩。朝日の中、会社や学校に向かう人々とすれ違いながら、行き着いたのは小さな喫茶店でした。

 久しぶりに自分以外が作った朝ご飯を前にして、それをよく食べ、アイスティーも飲む娘に後ろめたさを感じます。タバコも吸えるお店で、子ども連れで入りやすいお店ではありません。

 「こんなところに連れてきて… なんてひどい親だろう…」

「ちょっとあんた」呼び止められ…

 気付くと娘はパジャマ、自分の髪もボサボサ。「虐待だと思われてるだろうか」と周囲の目も気になり、不安になってきます。レジでとっさに「あ、あのーこの子昨日徹夜で…」と“弁明”しますが、気持ちは空回り。

 泣きそうになりながら店を出て行こうとすると、「ちょっとあんた」と客の女性に呼び止められます。「あんたにちょっと言うたらないかん」と寄ってくる女性に、「怒られる」と焦ったその瞬間。

 「お母さん困らせたらあかんで! ほんま」

 なんと女性が呼びかけていたのは、我が娘でした。そんな口調から一転、母に目を向け「今の子はすぐ抱っこするんやろ? 昔はもっと泣かしとったんや」「この辺子ども多いはずやのに泣き声聞いたことないわ もっと窓開けて泣かして年寄りに声聞かせてやり!」と語りかけます。

 帰りには店主のおじさんが持ち帰り弁当のチラシを手渡ししてくれました。漫画は「忘れられない大阪での思い出でした…」と締めくくられています。

 ツイートは1.5万回以上のリツイート、6.8万件以上のいいねが集まっています。漫画に自身の子育て経験を重ねて「ボロボロ泣いています」「当時の気持ちが救われた」というコメントや、「お母さんと赤ちゃんにとって、もっともっと優しい社会でありますように」という願いが寄せられています。

 この漫画はどんな思いを込めて描かれたのでしょうか。作者のさざなみさんに聞きました。

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最終更新:2/29(土) 6:50
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