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女性の平均残業時間はどのくらい? 意外にも理想は「ゼロ時間」でなかった

2/28(金) 11:09配信

ITmedia ビジネスオンライン

 女性向け転職サイト「女の転職type」などを運営するキャリアデザインセンターは2月26日、残業に関する調査結果を発表した。調査結果では、働く女性の残業時間や、理想の残業時間が明らかになった。

【画像】年代別、女性の平均残業時間

 月の平均残業時間を聞いたところ、最も多かったのが「1~19時間」で全体の52.4%が回答した。「0時間」と回答した人は19.1%。働く女性の7割以上で、月の残業時間が20時間未満という結果に。なお、20代~40代とも「1~19時間」と答えた人が最も多かった。

 「理想の残業時間」を聞いたところ、意外にも「0時間」がトップではなかった(34.4%)。「1~19時間」と答えた人が最も多く、58.2%だった。質問の注意書きに「実現可能性は考慮せず、あなたにとってのベストをお答えください」と書いたとのことで、この結果は少々意外に思えるが、なぜなのだろうか。

 同社の担当者はいくつかの要因を挙げた。1つは、「残業代で稼いでいる人」の存在だ。生活費を稼ぐための残業を指す「生活残業」という言葉があるように、日本企業ではお金を稼ぐためにわざと残業する人が一定数存在する。女性でも、この傾向は少なくないようだ。

 また、「0時間」と答えた人が最も多かった年代が30代(41.4%)であったことから、結婚や出産、育児といったライフイベントの影響も挙げた。つまり、20代、40代では結婚、出産、育児の影響が30代よりも小さいことが多く、そのぶんしっかり働く意識の表れだという見方だ。

 さらに、サイト運営をする中での“所感”として、「女性の働く意欲は低くない」(担当者)とし、「『仕事を頑張りたくない』と思っているわけではないので、残業も0時間でなくても良い、今より少し減ってくれれば、という表れでは」とコメントした。

直近1年間で、残業を減らす取り組みはあった?

 2019年4月には大企業に対して、罰則付きの残業時間規制が設けられた。20年4月からは中小企業へも対象が及ぶ。そこで、「あなたの会社では直近1年間に残業時間を減らす取り組みはあった?」と聞いたところ、「なかった」という答えが最も多かった(42.9%)。

 一方、「あった」(32.8%)と答えた人に具体的な取り組み事例を聞いたところ、「上司自ら残業をしない方針をとり、部下が退勤しやすい環境を作った」「残業時間の多い人は社内掲示板に掲載されるようになった」などが挙がった。

 調査期間は20年1月14~24日、「女の転職type」の会員758人に対し、インターネット上で実施した。

ITmedia ビジネスオンライン

最終更新:2/28(金) 11:09
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