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「ステーキけん」の元運営 MFS(旧:エムグラント・フードサービス)が事業停止、破産へ

2/28(金) 17:36配信

帝国データバンク

 (株)MFS<旧:(株)エムグラント・フードサービス、TDB企業コード:989429669、資本金5000万円、東京都渋谷区道玄坂2-10-10、代表井戸実氏>は、2月28日に事業を停止し、事後処理を村上義弘弁護士(東京都港区虎ノ門2-3-20、桜川綜合法律事務所、電話03-5501-7160)ほか5名に一任。自己破産申請の準備に入った。

 当社は2006年(平成18年)9月に設立。郊外の居抜き物件を活用し「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」を主体としたレストランの直営・FC事業を展開。2007年(14店)、2008年(11店)、2009年(34店)と推移していた新規オープン店舗数(直営およびFC)は、2010年(111店)、2011年(88店)に急増。またこの間、2010年4月から(株)フードデザインが展開していたステーキ・ハンバーグ・カレー専門店「ふらんす亭」(約80店)の運営を受託(その後、2012年9月に井戸実氏個人でフードデザインの全株式を取得)し、同年5月からは新ブランドの「とんかつ&サラダバー よしかつ」を出店。ピーク時の店舗数は約260店を超え、2012年3月期には年売上高約225億9600万円を計上していた。

 しかし、その後は大手同業他社による郊外型ステーキハウス展開などから集客力は低迷。不採算店の閉鎖やフランチャイズ加盟店の脱退が相次いだことで2018年3月期の年売上高は約24億3000万円にまでダウン。直近の店舗数は、東北から沖縄まで1都18県に「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」を計36店(直営5店、FC31店)のほか、「ふらんす亭」を計21店(直営8店、FC13店)、「ステーキ&ハンバーグ いわたき」を計3店展開していた。

 この間、「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」のフランチャイズや店舗運営受託を手がける会社(当社代表の井戸氏が取締役を務めていた会社や当社元取締役が代表を務めていた会社など)が相次いで破産手続き開始決定を受ける動きを見せていたほか、近時では「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」事業を2019年7月1日に名古屋市に本社を置く別会社に譲渡。今年1月10日に商号を(株)エムグラント・フードサービスから(株)MFSに変更していた。 

 負債は債権者約90名に対し約4億5000万円。

最終更新:2/28(金) 19:01
帝国データバンク

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