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新千歳ターミナルビル 週末に閑散「仕方ない」

2/29(土) 16:45配信

苫小牧民報

 鈴木直道知事が緊急事態宣言を発した翌29日午前、新千歳空港ターミナルビル内では旅行客などの姿が少なく、普段は混雑するはずの週末としては異例の光景が広がっている。土産物などを販売するテナント関係者は緊急事態宣言を受けて経済への影響を懸念する一方、感染拡大防止のためには仕方がないと理解する声も聞かれた。

 29日午前9時ごろの国内線ビル。平時なら多くの旅行客らでにぎわう土産物店エリアは閑散としていた。飲食店スタッフの女性(66)は「土曜日にしては少なすぎる。外出を自粛しているようで、本州からの旅行者も少ない」とため息交じり。緊急事態宣言には「仕方がない。早く終息してほしい。自分が感染し、職場や家族にうつしてしまわないかと心配」と話した。

 土産物店の従業員男性(48)は「客足は4割ほど落ちている」と異例の事態に頭を抱える。買い物客の柱だった中国人観光客の落ち込み以外に、日本人客も少ないと実感。「これ以上続くと経済が悪くなる。早期に事態が治まるよう今は外出を我慢するしかない」と冷静に見守る。

 神戸市から友人と卒業旅行で訪れた高校3年生、木暮有斗さん(18)は「不安はあったけど、飛行機のチケットを予約していたので来た。電車内では手すりに触らないようにしたが、知事が宣言を出すほどだったとは」と驚きの様子で語った。

 札幌市の看護師の女性(38)は沖縄旅行のため空港を訪れた。「緊急事態宣言を受けて旅行に行くか迷った。1カ月前に同じ状況だったらキャンセルしていたと思う」と話し、医療職に従事する立場として「検査体制を整え、気軽に受けられるようにするべきだ」と話した。

苫小牧民報

最終更新:2/29(土) 16:45
苫小牧民報

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