【記者:Sophie Smith】
在宅勤務のメリットはいくらでも挙げられる。健康と幸福という視点ではことさらだ。なぜ在宅勤務に未来があるのか、理由を七つ紹介する。
1. 通勤時間が減る
通勤はストレスがかかって不愉快なだけではない。仕事をする時間や他の生産的な活動に充てる時間も減ってしまう。
自宅で仕事ができれば、ガソリン代や電車賃が減る。すると従業員は、交通費を賄うために賃金を上げるよう求める動機が減るかもしれない。
2. 生産性が上がる
在宅勤務をしている人たちの多くは、仕事がはかどるようになったと主張する。周りの音や同僚などに気が散ることがなくなったためだと言う。
生命保険会社カナダ・ライフが行った調査によると、在宅勤務者は自身の生産性を10段階中7.7と評価する一方、オフィスに通勤する従業員は10段階中6.5だった。
3. 病欠が減る
驚きではないが、同調査では在宅勤務者がオフィスに通勤する従業員より病気による欠勤が少ないことが分かった。
2017年にはオフィス通勤者の病欠が平均3.1日だったのに対し、在宅勤務者はわずか1.8日だった。
さらにワーク・ライフバランスがより取りやすいということは、そもそも受けるストレスが少なく病気になりにくくなるのだ。
4. 人材定着率が改善
在宅で仕事をすると、一般的に従業員満足度が高く、つまり離職率が低くなる。子育て中の親も在宅勤務ができれば柔軟性が増し、働き続けることができる。
さらに在宅勤務は魅力的な働き方であるため、それを経験した従業員は柔軟な働き方を提供しない企業に転職する傾向が低くなるのだ。
米国の求人情報検索サイト「インディード」の欧州・中東・アフリカ(EMEA)担当エコノミスト、マリアーノ・マメルティーノ氏は「全ての年齢の従業員が柔軟な働き方を強く希望する」と述べる。
「特にデジタル・ネイティブ世代はいつでもどこでも仕事ができるように、テクノロジーを使った柔軟な働き方を期待する人が多い」
5. より多様な才能ある従業員を採用できる
在宅勤務であれば、企業はどこの誰であろうと才能ある人材を採用することができる。
つまり、外国居住者や障害がある人たちと働けるということだ。
6. 他の予定もこなせる
在宅で仕事をすると、昼の休憩時間に病院や歯科、眼科にも行ける。オフィス通勤だとその時間がない場合もある。
在宅勤務をしていれば、オフィスだと恥ずかしくてできない運動やストレッチもできる。
つまり従業員の健康状態も改善し、病気やストレスなどが原因で従業員を失うことも少なくなるということだ。
7. オフィスにかけるコストを抑えられる
従業員が在宅勤務をすれば、企業はオフィスやIT、備品にかけるコストを抑えられる。
【翻訳編集】AFPBB News
「テレグラフ」とは:
1855年に創刊された「デーリー・テレグラフ」は英国を代表する朝刊紙で、1994年にはそのオンライン版「テレグラフ」を立ち上げました。 「UK Consumer Website of the Year」、「Digital Publisher of the Year」、「National Newspaper of the Year」、「Columnist of the Year」など、多くの受賞歴があります。
最終更新:3/1(日) 12:12
The Telegraph































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